第82回 優駿牝馬（オークス） 調教情報｜GⅠ特集
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前走の4日後には早くも坂路入りを再開して入念に乗り込まれており、調整過程は順調だ。ここ3週は吉田隼騎手を背に併せ馬で、先々週は坂路で800m53.4秒、ラスト200m11.9秒の好時計で先着。先週はＷコース3頭併せの内に入って最先着。今週は坂路で800m54.7秒と軽めの内容だったが、終始馬なりのままでラスト200m12.3秒をマークして先着した。体調面は万全といえそうだ。
前走後は自厩舎でしっかり疲れを取り、5月2日に追い切りを再開。今週にかけてすべてＷコースで日曜軽め、水曜強めのメニューで計6本の追い切りをこなしており、調整過程は極めて順調だ。ここ2週はルメール騎手を背に格下馬と併せ、先週はほぼ馬なりのまま追走併入。今週も楽な手応えで追走併入し、終いの脚も軽快だった。ほぼ万全の仕上がりと見てよさそうだ。
前走の5日後には坂路入りを再開してきちんと乗り込まれており、調整過程は順調だ。ここ2週はＷコースで追われ、先週は川田騎手を背に僚馬2頭を追走して直線は内から併せ、終いは弾かれたように伸びてラスト200m11秒台半ばで最先着。今週は団野騎手を背に単走で終始馬なりだったが、馬場の荒れた時間帯で時計以上に素軽い動きを見せた。輸送前としては上々の仕上がりだ。
前走の5日後には坂路入りを再開してきちんと乗り込まれており、調整過程は順調だ。ここ2週は津村騎手を背にＷコースで僚馬を追走する形の併せ馬で、先週は直線追われて併入に持ち込み、ラスト200m12秒台をマーク。今週はゴール前後だけ軽く追われて併入し、全体、ラスト200mともに先週より速いタイムをマークした。馬体も太め感のない仕上がりで、実力を出し切れる状態だ。
前走後は放牧を挟んで5月5日に美浦へ帰厩。中間の追い切りは4本とやや少なめだが、今回より間隔があいていた前々走は5本の追い切りで勝っており、調整過程に問題はない。今週は福永騎手を背にＷコースで3頭併せの真ん中に入り、ゴール地点で外の馬には遅れていたが、楽な手応えのまま1角手前では交わす絶好の動きを見せた。前走からの上積みが見込める状態だ。
前走後は放牧を挟んで5月12日に美浦へ帰厩。中間の追い切りは2本のみだが、中3週で放牧を挟んでいるだけにまったく問題はない。ここ2週はＷコースで格下馬と併せ、先週は金曜に伴騎手騎乗で追走先着。今週は武騎手を背に4角で相手の直後に取り付き、直線は軽く促した程度でラスト200m12秒前後のタイムできっちり先着した。現時点での実力は出し切れる状態だ。
前走後はプール調教を中心にクールダウンした後、4月末に坂路入りを再開。追い切りは坂路単走のみで4本と少ないが、小柄な馬で仕上がり早のタイプだけに許容範囲と見ていいだろう。先週は助手を背に内を回ったとはいえ800m51.4秒の自己ベストをマーク。今週は松山騎手を背にラスト400m12.6－12.5秒と加速ラップで軽快に登坂した。輸送が課題だが、現時点で体調面に不安はない。
前走後は放牧を挟んで5月8日に美浦へ帰厩。翌日には坂路で800m59秒台を出し、今週にかけて4本の追い切りをこなしており、調整過程に問題はない。ここ2週は横山武騎手を背にＷコースで追われ、先週は僚馬2頭の内に入って終い強めに追われてきっちり最先着。今週は単走で馬場の中ほどを豪快に走り抜ける好調教を見せた。前走からの上積みが見込める好状態だ。
スルーセブンシーズは放牧を挟んで5月5日に美浦へ帰厩。ここ2週はＷコース単走追いで、先週は戸崎騎手、今週は助手が騎乗して2週続けて絶好の動きを見せており、仕上がりは万全。ニーナドレスは放牧を挟んだが、帰厩から約1か月間入念に乗り込まれ、先週のＷコース3頭併せで素晴らしい動きで好時計をマーク。今週は微調整にとどめたが、輸送前としては完璧に近い仕上がり。タガノパッションは中2週で再度の東京遠征という厳しい臨戦過程だが、今週の追い切りはしっかりやれて動きも良く、体調面に不安はない。
