NHKマイルカップ2025 過去10年の傾向(データ)｜G1特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
NHKマイルカップを丸裸にしてみよう！

昨年は２番人気ジャンタルマンタルが優勝。２着に１番人気アスコリピチェーノ、３着に10番人気ロジリオンが入った。

１）波乱傾向が強い一戦

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【1.2.1.6】。2016年メジャーエンブレムの１勝のみで、連対率30.0％・複勝率40,0％と高くない。２番人気馬は【4.2.1.3】で昨年のジャンタルマンタルら最多の４勝をあげ、連対率60.0％・複勝率70.0％でともにトップ。以下、９番人気馬が一昨年のシャンパンカラーら２勝、３・４・６番人気馬が１勝ずつあげている。

２・３着馬も下位人気まで幅広く分布しており、６番人気以下の激走は２着４回、３着７回と多い。３連単で10万円以上の配当が過半数の６回。昨年は堅めの決着だったが、22年には４→３→18番人気の順で３連単153万馬券が飛び出すなど波乱傾向が強い一戦だ。

２）ニュージーランドＴ組は前走２着馬に注目

前走レース別成績は、出走数最多のニュージーランドＴ組が【2.2.2.38】。一昨年のシャンパンカラーら２勝も、複勝率13.6％と高くない。この組の前走１着馬は【0.0.0.9】といずれも４着以下に敗れている一方、前走２着馬は【1.2.0.4】で連対率・複勝率42.9％と優秀だ。この組の３着以内馬６頭はいずれも前走５着以内に入っていた。

また、皐月賞組は【3.1.0.9】で昨年のジャンタルマンタルら最多の３勝で、複勝率30.8％。この組の連対馬４頭はすべて前走８着以内に入っていた。桜花賞組は【2.3.0.13】で17年アエロリットら２勝をあげ、複勝率27.8％。連対馬５頭中４頭は前走５着以内。アーリントンＣ（今年からチャーチルダウンズＣ）組は【1.0.5.26】で22年ダノンスコーピオンが勝利し、複勝率18.8％。この組の３着以内馬６頭中５頭は前走３着以内に入っていた。

３）複勝率が高い前走2000ｍ組

前走距離別成績は、出走数の半数以上を占める1600ｍ組が【5.6.7.86】で18年ケイアイノーテックら５勝をあげ、連対率10.6％・複勝率17.3％。３着以内馬18頭中11頭は６番人気以下の伏兵だった。

前走1800ｍ組は【0.3.1.19】で勝ち星がなく、複勝率17.4％。この組の３着以内馬４頭は前走で毎日杯・フラワーＣ・スプリングＳのいずれかを使われていた。前走2000ｍ組は【4.1.0.12】で21年シュネルマイスターら４勝をあげ、連対率・複勝率29.4％と高い。

対して、距離延長組は【1.0.2.32】。20年ラウダシオン（前走ファルコンＳ２着）の１勝のみで、複勝率8.6％と低い。前走着順では前走１着馬が【0.0.0.18】と不振。対して、前走２着馬は【1.0.1.3】で複勝率40.0％と優秀だ。

４）前走１番人気馬が好成績

前走人気別成績は、前走１番人気だった馬が【4.4.1.17】。16年メジャーエンブレムら４勝をあげており、連対率30.8％・複勝率34.6％と高い。３着以内馬９頭はすべて前走で４着以内に入っていた。

全３着以内馬30頭中22頭は前走で上位５番人気以内に支持されていたが、前走３番人気だった馬は【1.0.0.22】で好走したのは昨年１着ジャンタルマンタルのみと厳しい。

【NHKマイルカップ過去10年】

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