競馬予想・競馬情報ならJRA-VAN

G1特集 NHKマイルカップ2025G1特集 NHKマイルカップ2025

有力馬情報

競馬予想・競馬情報トップ > G1特集 > NHKマイルカップ > 有力馬情報

アドマイヤズーム 朝日杯フューチュリティSの覇者

アドマイヤズーム
京都で朝日杯フューチュリティSを制したアドマイヤズーム

京都芝1600mで行われた朝日杯フューチュリティSを2番手から抜け出して勝利。展開をうまく味方につけた印象もあったが、2着ミュージアムマイル、3着ランスオブカオスのその後の活躍を考えると、高い評価を与えるべきだろう。前走ニュージーランドトロフィーは最後、外からイミグラントソングに交わされて2着に終わったものの、前哨戦としてはまずまずの走りか。初の東京芝にも対応できるかが鍵だが、マイルG1・2勝目を目指す。


ランスオブカオス 人馬の勢いを武器に

ランスオブカオス
チャーチルダウンズCを勝利したランスオブカオス

朝日杯フューチュリティSはアドマイヤズームの3着、きさらぎ賞はサトノシャイニングの3着と強敵相手に重賞で好勝負を演じているのが強み。前走チャーチルダウンズCは直線で前が開くまでじっと我慢し、いいタイミングで鋭い脚を使って抜け出してきた。デビュー2年目の吉村誠之助騎手がこの馬を手の内に入れ、落ち着いて騎乗しているのが印象的だ。人馬ともに東京芝の経験はないが、自信を持って勝利を目指したい。


アルテヴェローチェ コース替わりが魅力的

アルテヴェローチェ
サウジアラビアロイヤルCを差し切ったアルテヴェローチェ

2戦目のサウジアラビアロイヤルCで重賞初制覇。小雨が降り稍重の馬場状態のなか、離れた大外からグイグイと末脚を伸ばしたのが印象的だった。その後の成績は朝日杯フューチュリティS5着、シンザン記念2着、チャーチルダウンズC2着。いずれのレースも1番人気に支持されていただけに、物足りない感じは否めない。ただ、今回はコース替わりが魅力的。佐々木大輔騎手の思い切った手綱さばきも注目したい。


 
イミグラントソング ニュージーランドトロフィーを勝利

デビューから一貫して芝1600mを使われ、成績は【2.1.1.1】。メンバー的にはしっかりと勝ちたかったレースもあったが、毎回メンバー中3位以内の上がり3ハロンをマークし、一戦ごとに力をつけている印象がある。前走ニュージーランドトロフィーは中団で追走し、直線外から末脚を伸ばすと、アドマイヤズームに襲い掛かって差し切った。東京コースに替わるのは好材料で、ペースが上がれば一層決め手が生きるだろう。

サトノカルナバル 東京芝1600mであらためて

昨年6月の新馬(東京芝1400m)が7馬身差で圧勝という鮮烈な内容。続く函館2歳Sを制した後、秋はアメリカのG1に挑戦するも9着に敗退。今年初戦の共同通信杯は3番人気で出走し、直線で伸び切れず5着に終わった。本当は上位争いに加わりたかったが、0.1秒差4着ネブラディスクが次走毎日杯3着だったので悲観することはないかもしれない。東京芝は合っているはずなので、距離短縮がプラスになれば好勝負できても不思議はない。

マピュース 桜花賞で4着と善戦

東京芝1600mの赤松賞で2勝目を飾り、続くクイーンCではエンブロイダリーの2着と好走した。前走桜花賞はスタートがやや合わず中団よりも後ろからの追走。直線は内ラチ沿いをついたが、雨が降る稍重馬場だったので、決して良いコンディションではなかった。そんな中末脚を伸ばして4着に入ったのは評価できる。今回は牡馬が相手だが、東京芝1600mでの力比べであれば、見劣ることはないだろう。

マジックサンズ 皐月賞は上がり最速で6着

札幌2歳Sではアルマヴェローチェ(桜花賞2着)、ファイアンクランツ(青葉賞2着)を下して重賞初制覇。続くホープフルSでは2番人気で16着と大敗してしまい、ぶっつけで挑んだ皐月賞は16番人気まで評価が下がった。その前走は最後方で追走し、直線は大外から懸命に末脚を伸ばして6着。メンバー中最速の上がり3ハロンをマークし、存在感を示した。距離短縮が鍵だが、東京の直線で末脚を生かすことができれば面白い。

ヤンキーバローズ ファルコンSを優勝

函館芝1200mの新馬を勝ち、続く函館2歳Sは4着。その後、京王杯2歳S3着、万両賞2着とメンバー中最速の上がり3ハロンをマークするも勝ち切れなかったが、前走ファルコンSは直線で馬場の4分どころを通って脚を伸ばし、ゴール前の接戦を制して重賞初制覇を飾った。堅実な末脚が持ち味で東京に替わるのは問題ない。1ハロンの距離延長も対応できそうだ。あとは未対戦の馬たちとの力関係が鍵になるだろう。

モンドデラモーレ ジュニアCでファンダムの2着

東京芝1800mの新馬で勝利を飾り、札幌2歳Sは好メンバーが揃ったなか4着と善戦。続く年明けのジュニアCは2着に終わったが、走破時計1分33秒6(良)はとても優秀。勝ったファンダムは次走毎日杯を素晴らしい決め手で勝利しており、相手が悪かったと見るべきだろう。前走ファルコンSはゴール前での激戦の末、惜敗の2着。勝ちたかった一戦だが、ポテンシャルは非常に高く、東京芝1600mの適性もありそう。G1でも楽しみだ。

ミニトランザット 全姉にイフェイオン

京都芝1600mの新馬で逃げ切り勝ちを果たし、続く京成杯は9番人気ながら3着と好走した。きさらぎ賞で8着に敗れたことで、前走チャーチルダウンズCは8番人気と評価を落としたが、直線で馬群の間を割ってしぶとく末脚を伸ばして3着。上がり3ハロンはメンバー中最速で、2着アルテヴェローチェとは頭差だった。全姉に昨年のフェアリーSを制したイフェイオンがおり、本馬もマイル戦が合っているのかもしれない。