第26回 NHKマイルカップ 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
NHKマイルカップを丸裸にしてみよう！

昨年は９番人気ラウダシオンが優勝。２着に１番人気レシステンシア、３着に６番人気ギルデッドミラーが入った。

１）波乱傾向が強い一戦

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【4.1.0.5】。2016年メジャーエンブレムら最多の４勝をあげ、連対率・複勝率50％。２番人気馬は【2.3.1.4】で一昨年のアドマイヤマーズら２勝をあげ、複勝率60％でトップだ。以下、３・６・９・10番人気馬が１勝ずつ。10番人気馬は13年にマイネルホウオウが勝利している。

２・３着馬も下位人気まで幅広く分布しており、特に３着馬は６番人気以下の激走が８回と多い。３連単で10万円以上の配当が近４年を含めて７回、13年には10→６→８番人気の順で決まり、３連単123万5600円の大波乱も出ている。波乱傾向が強い一戦だ。

２）ニュージーランドＴ組は前走５番人気以内に注目

前走レース別成績は、出走数が抜けて多いニュージーランドＴ組が【4.0.3.50】。18年ケイアイノーテックら最多の４勝をあげているが、連対率7.0％・複勝率12.3％と高くない。

この組は前走ニュージーランドＴでの人気をチェック。前走１番人気馬は【3.0.0.3】で12年カレンブラックヒルら３勝。これら前走５番人気以内だった馬が【4.0.3.24】で、３着以内馬７頭はすべて該当していた。一方、前走６番人気以下だった馬は【0.0.0.26】と苦戦傾向にある。また、ニュージーランドＴ組の３着以内馬７頭はいずれも前走を含めて過去に重賞で３着以内に好走した経験があった。

３）距離短縮組の複勝率が優秀

前走距離別成績は、出走数の半数以上を占める1600ｍ組が【7.2.6.81】。11年グランプリボスら過半数の７勝をあげている。連対率9.4％・複勝率15.6％と高くはないものの、３着以内馬15頭中８頭は６番人気以下の伏兵だった。

前走1800ｍ組は【0.5.1.17】で勝ち星こそないが、複勝率は26.1％と高い。この組の３着以内馬６頭は前走で毎日杯・スプリングＳ・フラワーＣのいずれかを使われていた。また、前走2000ｍ組は【2.1.3.16】で、複勝率27.3％と高い。これら距離短縮組の複勝率が優秀だ。

対して、距離延長組は【1.2.0.36】で昨年のラウダシオンの１勝のみ。連対率・複勝率7.7％と低い。この組の好走馬３頭はいずれも前走で連対を果たしていた。

４）前走１番人気馬が過半数の６勝

前走人気別成績は、前走で１番人気だった馬が【6.3.1.14】。14年ミッキーアイルら過半数の６勝をあげており、連対率37.5％・複勝率41.7％と非常に高い。３着以内馬10頭中９頭は前走で４着以内に入っていた。

全３着以内馬30頭中23頭は前走で上位５番人気以内に支持されていたが、前走３番人気だった馬は【0.0.0.20】とすべて馬券圏外に敗れている。

【NHKマイルカップ過去10年】

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