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G1特集 第26回 NHKマイルカップG1特集 第26回 NHKマイルカップ

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グレナディアガーズ G1・2勝目を目指す

グレナディアガーズ
朝日杯フューチュリティSを制したグレナディアガーズ

デビュー3戦目となった阪神芝1400mの未勝利戦を勝ち上がると、続く朝日杯フューチュリティSでは7番人気ながら好位から抜け出して勝利を飾った。勝ち時計の1分32秒3は2歳のコースレコードだった。この時2着のステラヴェローチェは皐月賞で3着と好走。また、4着と負かしたバスラットレオンや9着だったホウオウアマゾンは今年に入り重賞を勝った。本馬は前走ファルコンSで2着に敗れてしまったが、勝ったルークズネストの粘りが凄く、自身のレース内容は悪くない。果たして東京ではどんな競馬をみせるか。G1・2勝目を目指す。

バスラットレオン 全3勝が逃げ切り勝ち

バスラットレオン
ニュージーランドトロフィーを圧勝したバスラットレオン

前走ニュージーランドトロフィーは自然とハナへ行き、1馬身ほどのリードを取った。平均ペースで引っ張り最後の直線に入ると、後続をグングンと突き放して5馬身差で圧勝した。勝ち時計の1分33秒1も優秀だし、上がり3ハロンはメンバー中最速の34秒6。逃げた馬にこの脚を使われたのでは、後続勢はお手上げだ。ここまでの全3勝が逃げ切り勝ち。どうしても逃げたいという気性ではないはずだが、現状ではハナへ行った方が存分に力を発揮できそうだ。ただ、前走重賞で逃げた馬は他にもいるので、今回は位置取りをめぐる駆け引きがカギになりそうだ。

ホウオウアマゾン 芝1600mだけを6戦走る

ホウオウアマゾン
アーリントンCを勝利したホウオウアマゾン

母ヒカルアマランサスは2010年のヴィクトリアマイルでブエナビスタの2着と好走するなど、スピードと瞬発力を武器に活躍した。本馬はここまで芝1600mだけを走り、6戦3勝の成績。重賞はデイリー杯2歳Sで2着に入った後、朝日杯フューチュリティSでは9着と敗退。そして前走アーリントンCでは重馬場のなか、2番手追走から最後の直線は馬場の真ん中から抜け出して勝利した。母とは違いパワーに優れていて、スピードの持続力で勝負したいタイプか。ペース次第にはなるが、今回もなるべく先行して早めに抜け出したいところ。

 
ルークズネスト 自在性と勝負根性が光る

ここまで5戦2勝2着2回の成績で、連対を外したのは重馬場の芝1800m(2戦目)だけだ。2走前のシンザン記念は中団のインで追走し、最後の直線は外に持ち出されて末脚を伸ばし2着に入った。前走ファルコンSは一転し、1枠からハナへ。前半600m通過が33秒7とペースは速かったが、2番手で進んだグレナディアガーズとのマッチレースを制して重賞初制覇を飾った。全然違う展開に対応した自在性と、実績馬に競り勝った勝負根性は侮れない。今回、どんな競馬を試みるか読みにくい点が心配とも言えるが、東京のG1でも期待が膨らむ。

シュネルマイスター マイルに戻り楽しみ

札幌芝1500mの新馬戦を勝ち、2戦目は中山芝1600mのひいらぎ賞に出走。インの中団で脚を溜め、最後の直線は弾けるように伸びて3馬身抜けた。前走弥生賞は8枠からスタート。スローペースのなか、2番手で折り合うも、逃げたタイトルホルダーを捕まえきれず2着と初黒星を喫した。しかし、同馬は次走皐月賞でも2着と好走したので相手が強かったとみるべきだろう。父Kingmanは現役時代、欧州の芝マイルG1を4勝した。本馬もベストの距離は1600m前後の可能性がある。東京コースに替わり、速い時計の決着にも対応できればおもしろい。