第26回 NHKマイルカップ 血統分析｜G�T特集

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母父がノーザンダンサー系でダート実績あるレイモンドバローズが筆頭！

1）主軸はＳＳ系。クロフネ産駒にも要注意

過去10年の主軸はサンデーサイレンス（ＳＳ）系で、中でもダイワメジャー産駒が３勝、ディープインパクト産駒が２勝と好調だ。

◎プラス評価……ダイワメジャーとディープインパクトの産駒
　○プラス評価……父ＳＳ系
　●マイナス評価…父ミスタープロスペクター系／父ＳＳ系以外のヘイルトゥリーズン系

【父馬の系統別成績（過去10年）】

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【過去10年の連対馬の父と母父】

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2）マイル重賞での実績を尊重したい

勝ち馬の父・その産駒には高いマイル実績を持つ馬が目立つ。なおレース創設当初は外国産馬が大活躍していたが、過去10年では【0.2.0.8】。今ではすっかりトーンダウンしている。

○プラス評価……父がマイルＧ１勝ち馬／父の産駒がマイル重賞で活躍
　●マイナス評価…外国産馬

【勝ち馬の父とマイル路線の関係】

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3）ＳＳ・ノーザンダンサー・ミスプロの血が重要

母父の系統別成績はミスタープロスペクター系がリード、ＳＳ系とノーザンダンサー系が３勝ずつで追う。

配合的には父ＳＳ系×母父ミスタープロスペクター系が３連勝中（計４勝）、父ＳＳ系×母父ノーザンダンサー系が３勝、父クロフネ×母父ＳＳ系が２勝でプラス評価。「父・母父のどちらかがＳＳ系」という馬が10勝・２着８回で、これは絶対条件といえる。

◎プラス評価……父ＳＳ系×母父ミスタープロスペクター系
　○プラス評価……父ＳＳ系×母父ノーザンダンサー系／父クロフネ系×母父ＳＳ系
　●マイナス評価…ＳＳの血を持たない

【母父の系統別成績（過去10年）】

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4）ダートのマイル〜1800ｍ実績も意外と見逃せない？

勝ち馬の母父10頭のうち５頭はダートのマイル〜1800ｍ重賞勝ち馬。別の４頭は芝マイル〜1800ｍの重賞勝ち馬で、このうちスペシャルウィークの産駒にはローマンレジェンド、ネオユニヴァースの産駒にはグレンツェントなどがいる。残りの母父１頭はオペラハウスで、産駒ニホンピロジュピタがマイルＣＳ南部杯を勝利。

意外と「ダートのマイル〜1800ｍ実績」も重要であるようだ。

○プラス評価……母父・その産駒がダートのマイル〜1800ｍ重賞勝ち馬

結論

まずはバスラットレオン。父キズナはマイル戦不出走も、産駒にチューリップ賞勝ちマルターズディオサがいる。母父New Approachはノーザンダンサー系で、英2000ギニー２着。ともに父ディープインパクト×母父ミスタープロスペクター系Dubawi（芝マイルＧ１勝ち馬）という配合のランドオブリバティとロードマックスも良さそうだ。

ただ上記３頭は母父とダートの関りが不満。そこでレイモンドバローズ。父ヴィクトワールピサはマイル戦不出走だが、産駒に桜花賞馬ジュエラーがいる。母父はノーザンダンサー系Medaglia d'Oroで、ダート1800ｍＧ１の勝ち馬だ。

ピクシーナイトとルークズネストは父がＳＳ系以外のヘイルトゥリーズン系モーリス、ホウオウアマゾンは父がミスタープロスペクター系キングカメハメハ、シュネルマイスターは外国産馬、グレナディアガーズはＳＳの血を持たず、いずれも推しにくい。

【レイモンドバローズの血統表】

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