第37回 マイルチャンピオンシップ 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
マイルチャンピオンシップを丸裸にしてみよう！

昨年は３番人気インディチャンプが優勝。２着に１番人気ダノンプレミアム、３着に６番人気ペルシアンナイトが入った。

１）１番人気馬は勝ち星なし

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【0.3.2.5】。勝ち星がなく、２・３着止まりとなっている。２番人気馬は【1.3.0.6】で2013年トーセンラーが勝利し、連対率・複勝率40％。１・２番人気馬は１勝のみで、３〜５番人気馬がのべ７勝をあげている。以下、８・13番人気馬が１勝ずつ。２着馬は３番人気以内に９頭、３着馬はすべて９番人気以内でおさまっている。

３連単で10万円以上の波乱となったのは３回だが、すべて14年以前に出ている。15年以降近５年の３着以内馬はすべて７番人気以内で、比較的堅めの決着が続いている。

２）４歳馬が最多の４勝

年齢別成績は、４歳馬が【4.6.3.23】。昨年のインディチャンプら最多の４勝をあげ、連対率27.8％・複勝率36.1％と非常に高い。出走数最多の５歳馬は【3.3.4.50】で、16年ミッキーアイルら３勝。差はあるものの、複勝率16.7％は４歳馬に次いで高い。

また、３歳馬は【2.0.2.32】で一昨年のステルヴィオら２勝をあげ、複勝率11.1％。６歳馬は【1.1.1.26】で14年ダノンシャークが勝利し、複勝率10.3％。なお、７歳以上の馬は【0.0.0.17】と苦戦傾向にある。

３）富士Ｓ組は前走１着馬が好成績

前走レース別成績は、出走数最多の富士Ｓ組が【3.4.1.43】。17年ペルシアンナイトら最多の３勝をあげており、連対率13.7％・複勝率15.7％。この組は前走富士Ｓで勝利した馬が【1.2.1.2】で連対率50.0％・複勝率66.7％と非常に高い。同じく前哨戦のスワンＳ組は【1.4.1.33】で10年エーシンフォワードが勝利し、連対率12.8％・複勝率15.4％。３着以内馬６頭中５頭は前走３着以内に入っていた。

前走着順別成績は、前走10着以下だった馬は【0.0.0.38】と不振。2015年以降近５年の３着以内馬15頭はすべて前走で５着以内だった。

４）阪神芝1600ｍ戦は前走同距離で勝利した馬に注目

今回舞台となる阪神芝1600ｍで行われた2015年以降の３歳以上・３勝クラス以上のレースは全23鞍あり、前走からの距離増減別成績は同距離組が【13.11.10.97】で連対率18.3％・複勝率26.0％でトップ。この組は前走１着だった馬が【4.2.4.9】で連対率31.6％・複勝率52.6％と好成績をあげている。

距離延長組は【5.6.3.60】、距離短縮組は【4.6.10.86】で複勝率18.9％で並んでいるものの、連対率では延長組14.9％、短縮組9.4％と延長組が上回っている。

【マイルチャンピオンシップ過去10年】

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