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G1特集 第81回 菊花賞G1特集 第81回 菊花賞

調教情報

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コントレイル

前走から1か月以内の間隔で出走するのはデビュー以来初めてになるが、先々週からきちんと追い切りをこなして順調に調整されており、臨戦過程に問題はないと見ていい。先週は福永騎手を背にWコースで格下馬相手とはいえ圧巻の動きで楽々先着。今週は助手を背に坂路単走で、馬場の重いなかでも800m52.5秒としっかり負荷をかけられた。万全の仕上がりと見てよさそうだ。

ヴェルトライゼンデ

前走後もきちんと乗り込まれ、先週、今週と週2本ずつの追い切りをこなしており、調整過程は極めて順調だ。ここ2週は池添騎手を背に僚馬を追走する形の併せ馬で、先週は直線できっちり交わして先着。今週は終い一杯に追われるも手応え劣勢でわずかに遅れたが、自身もラスト200m11秒台できっちり伸びており、動きに全く問題はない。実力をきっちり出し切れる状態だ。

アリストテレス

前走後は放牧を挟んで10月3日に栗東へ帰厩。翌日から坂路入りを再開して入念に乗り込まれており、調整過程は順調だ。ここ2週はWコースで同じ馬と併せ、先週はルメール騎手を背に軽く追われ、4角から並走したままゴール。今週は松若騎手を背に4角から並走し、最後は少し遅れたものの手応え的には優勢だっただけに動きに問題はなかった。現時点での力は出し切れる好状態だ。

 
バビット

軽めとはいえ10月2日から追い切りを再開しており、意欲的な調整過程といえる。先週は内田騎手を背にWコースで僚馬と併せ、馬体を並べている時間は顔を左に向けて気にする素振りを見せていたが、独走になったラスト200mは集中力を見せて一気に突き放した。今週はいつもと同じく助手を背に坂路単走の微調整で終えた。気性面に課題は残るが、体調面は万全だ。

サトノフラッグ

前走後は放牧を挟んで10月上旬に美浦へ帰厩。11日から今週にかけて4本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週はWコースで3頭併せで、先週は助手を背に追走する形から内に入って1000m63秒台の速い時計を出した。今週は戸崎騎手を背に真ん中に入り、内からアーモンドアイに抜かれてから小差をキープしていた。輸送前の現時点ではほぼ万全の仕上がりだ。

ヴァルコス

前走の5日後には坂路入りを再開し、9月末から軽めのものを含めると10本近い追い切りをこなしており、調教量は十分だ。先週は荻野琢騎手を背にWコースで3頭併せの真ん中に入り、追い通しで見栄えこそ一息だったがラスト200m12秒前後としっかり伸びて併入。今週は助手を背に坂路単走で、馬場状態を考慮しても時計は平凡だったが、しっかり動けていた。現状の実力は出し切れる仕上がりだ。

ディープボンド

前走から中3週で、先々週から強めの追い切りをこなしており、意欲的な調整過程といえる。先週は和田竜騎手を背にWコースで1200m80秒前後と速い時計を出し、ゴール過ぎまで一杯に追われるハードな内容を消化。今週は助手を背に坂路単走で、内めを回る時計以上に軽めの内容だったが、軽快な動きは目についた。馬体も仕上がっており、体調面はほぼ万全だ。

ガロアクリーク

前走後はしっかり疲れを取り、10月に入ってから6本の追い切りをこなしており、順調な調整過程と見ていいだろう。ここ2週は助手を背にWコースで僚馬を追いかけ、先週は大外から並ぶ間もなく3頭を抜き去る豪快な動きを披露。今週は4角で僚馬の内から並びかけ、ゴール過ぎまで追われる意欲的な内容で併入した。輸送前だが、現時点では休み明けの前走時より上向いている。

その他の出走馬

ロバートソンキーは2週続けて伊藤工騎手を背に坂路で同じ馬を大きく追いかける形の併せ馬で、先週、今週ともに手応え優勢できっちり先着。時計的にも安定しており、状態面は万全。ダノングロワールは2週続けて助手を背にWコースで僚馬と併せ、先週は3頭併せの真ん中に入って1000m64秒台の速い時計を出してほぼ併入。今週は終始手応え優勢で外の馬と併入する素軽い動きを見せており、輸送を無事にクリアできれば。ブラックホールはWコースで2週続けてオープン馬と併せて一杯に追われ、先週は遅れたものの今週は1000m65秒台の好時計で先着しており、輸送で大きな馬体減りがなければ力は出し切れそうだ。