第73回 阪神ジュベナイルフィリーズ 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
阪神ジュベナイルフィリーズを丸裸にしてみよう！

昨年は１番人気ソダシが追い比べを制して優勝。２着に２番人気サトノレイナス、３着に６番人気ユーバーレーベンが入った。

１）勝ち馬は上位５番人気以内

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【4.1.1.4】。昨年のソダシら最多の４勝をあげ、連対率50％・複勝率60％。２番人気馬は【1.4.0.5】で2017年ラッキーライラックの１勝のみだが、連対率では１番人気馬に並んでいる。以下、５番人気馬が３勝、４番人気馬が２勝。勝ち馬はすべて上位５番人気以内から出ている。

対して、２・３着馬は下位人気まで幅広く分布している。ただし、３連単で10万円以上となったのは、５→15→10番人気の順で304万7070円の大波乱となった12年のみ。16年以降・近５年の３着以内馬はすべて６番人気以内で、比較的堅めの決着が続いている。

２）キャリア２戦の馬が好成績

キャリア別成績は、２戦の馬が【5.4.5.32】。一昨年のレシステンシアら最多の５勝をあげ、勝率10.9％・連対率19.6％・複勝率30.4％でいずれもトップだ。なかでも５番人気以内に支持された馬は【5.4.4.9】で、連対率40.9％・複勝率59.1％と非常に高い。

出走数最多の３戦の馬は【4.3.4.51】で15年メジャーエンブレムら４勝をあげ、連対率11.3％・複勝率17.7％と２戦の馬に次いで高い。また、１戦の馬は【1.0.1.12】で11年ジョワドヴィーヴルが勝利し、複勝率14.3％。勝ち馬はすべてキャリア３戦以内の馬だった。４戦の馬は【0.3.0.30】で、連対率・複勝率9.1％。なお、５戦以上の馬は【0.0.0.23】と不振傾向にある。

３）前走アルテミスＳ連対馬が好相性

前走レース別成績は、Ｇ３となった14年以降のアルテミスＳ組が【3.3.3.15】。17年ラッキーライラックら３勝をあげ、複勝率37.5％と優秀だ。この組は前走連対した馬が【3.2.2.4】で連対率45.5％・複勝率63.6％と非常に高い。

出走馬が最も多いファンタジーＳ組は【3.1.1.34】で一昨年のレシステンシアら３勝も、複勝率12.8％でアルテミスＳ組に差をつけられている。この組の好走馬５頭はいずれも前走で３着以内に入っていた。その他の前走ＪＲＡ重賞組は【1.1.2.22】で、３着以内馬４頭は前走で連対を果たしていた。

４）１勝クラス組は前走１番人気に注目

前走重賞組以外では、オープン特別のアイビーＳ組が【1.1.0.1】で16年ソウルスターリングが勝利し、好相性だ。前走新馬戦組は【1.0.1.12】で11年ジョワドヴィーヴルが勝利するも、13年以降は好走馬が出ていない。前走未勝利戦組は【0.0.0.10】と不振傾向にある。

前走１勝クラス組は【1.4.2.42】で14年ショウナンアデラが勝利し、連対率10.2％・複勝率14.3％。この組は前走１番人気で勝利した馬が【1.2.1.8】で、複勝率33.3％と優秀だ。

【阪神ジュベナイルフィリーズ過去10年】

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