第73回 阪神ジュベナイルフィリーズ レース結果回顧・払戻｜G�T特集

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レース結果

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サークルオブライフ、3連勝で2歳女王に輝く！

第73回阪神ジュベナイルフィリーズはM.デムーロ騎手騎乗の3番人気サークルオブライフが中団追走から、最後の直線で外から差し切り優勝。3連勝でG1初制覇を飾った。勝ち時計は1分33秒8（良）。鞍上のM.デムーロ騎手はこのレース初勝利。本馬を管理する国枝栄調教師は2009年のアパパネに続き、このレース2勝目となった。

2着は半馬身差で団野大成騎手騎乗の8番人気ラブリイユアアイズ。3着も半馬身差で武豊騎手騎乗の4番人気ウォーターナビレラ。なお、1番人気に支持されたナミュールは出遅れが響き4着に敗れた。

レース展開・総括

結局、ダークペイジが先頭に立った

スタートで17番ナミュールが出遅れた。4番トーホウラビアンと13番ウォーターナビレラがじんわりと前へ。さらに外から15番ダークペイジも加わって先行争いになった。差がなく7番キミワクイーン。その後ろに2番ナムラリコリスと11番ラブリイユアアイズ、外に12番アネゴハダ。先団勢を見ながら3番ヒノクニ、8番ステルナティーア、17番パーソナルハイがかたまって追走。1馬身差の中団に1番ナムラクレア、9番シークルーズ、10番サークルオブライフ。出遅れたナミュールは内ラチ沿いに潜り込んで後方集団に。6番タナザウィングと16番ベルクレスタ。2馬身差で後方2番手に14番サク、差がなく最後方に5番スタティスティクスという隊列になった。

前半800m通過は46秒4で平均的なペースだが、次の1ハロンが12秒6と緩んだ。結局、ダークペイジが先頭に立ち、3馬身ほどのリード。単独2番手にトーホウラビアンで、その後ろは5馬身離れて3番手にウォーターナビレラがつけた。差がなくラブリイユアアイズ、ベルクレスタは外から追い上げて4コーナーへ。さらにサークルオブライフが中団から大外を回って最後の直線に入った。

外から鮮やかな末脚が炸裂

ダークペイジのリードは1馬身ほど。ナミュールが最内に進路を切り替えて、キミワクイーンの後ろから追い上げた。しかし、馬場の4分どころよりも外の馬の伸びがいい。ウォーターナビレラがじわりと先頭に躍り出て、その内からラブリイユアアイズが食い下がる。外からはベルクレスタとサークルオブライフの伸びがいい。追い比べのなかから、サークルオブライフがグイグイと末脚を伸ばし、ウォーターナビレラとラブリイユアアイズを差し切ると、そのまま先頭でゴールを駆け抜けた。2着争いはラブリイユアアイズが制した。

来年の牝馬クラシックも楽しみ

勝ったサークルオブライフは中団で脚を溜めて、最後の直線だけ外に持ち出されると末脚が炸裂。前走アルテミスSに続く、鮮やかな差し切り勝ちを飾った。来年の桜花賞、そしてオークスと牝馬クラシック戦線でも主役になるだろう。2着ラブリイユアアイズと3着ウォーターナビレラもしぶとく末脚を伸ばしたが、勝ち馬の決め手の方が上だった。ナミュールはスタートで痛恨の出遅れ。最後の直線も見た目が悪い馬場の内めではなく、外に出していれば違う結果だったかもしれない。来年のクラシックで巻き返しを期待したい。

【第73回 阪神ジュベナイルフィリーズ　成績表】

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【第73回 阪神ジュベナイルフィリーズ　払戻金】

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