ジャパンカップ2022 血統分析｜G1特集

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父ディープインパクトで母がＧ１勝ち馬のシャフリヤールが一番手！

1）ＳＳ系〜ヘイルトゥリーズン系が一応の中心

ディープインパクト産駒が４勝、ハーツクライ産駒が２勝をあげるなど過去10年の１〜３着馬のべ30頭のうち21頭が父サンデーサイレンス系（ＳＳ系）。その他のヘイルトゥリーズン系も１勝で、まずはこの系統が中心か。ミスタープロスペクター系から出た勝ち馬はアーモンドアイのみ。ノーザンダンサー系とナスルーラ系は軽視したい。

◎プラス評価……父ディープインパクト／父ハーツクライ
　○プラス評価……上記以外の父ヘイルトゥリーズン系〜ＳＳ系
　●マイナス評価…父ノーザンダンサー系／父ナスルーラ系

【父馬の系統別成績（過去10年）】

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【過去10年の連対馬の父と母父】

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2）父ＳＳ系×母父ミスタープロスペクター系の牡馬が強い

父ＳＳ系×母父ミスタープロスペクター系の牡馬が３勝・２着２回・３着４回、父ＳＳ系×母父ノーザンダンサー系の牝馬が３勝・２着１回の好成績。父ミスタープロスペクター系×母父ＳＳ系も４頭が馬券に絡んでいる。

また勝ち馬８頭のうち６頭は母〜四代母にＧ１ウィナーがいる。しっかりとした母系であれば強調材料だ。

◎プラス評価……父ＳＳ系×母父ミスタープロスペクター系の牡馬
　◎プラス評価……父ＳＳ系×母父ノーザンダンサー系の牝馬
　〇プラス評価……父ミスタープロスペクター系×母父ＳＳ系
　○プラス評価……母〜四代母までにＧ１勝ち馬がいる
　●マイナス評価…母父その他のヘイルトゥリーズン系／母父がマイナー系統

【母父の系統別成績（過去10年）】

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3）父が芝2400ｍ〜2500ｍ型×母父が芝短距離型orダート型の配合がベター

勝ち馬の父には芝2400ｍ〜2500ｍのＧ１（日本ダービー、ジャパンＣ、有馬記念など）で活躍した馬が多い。かつ母父が芝短距離型かダート型なら申し分なしだ。

◎プラス評価……父馬が芝2400ｍ〜2500ｍのＧ１を勝っている
　〇プラス評価……母父は芝短距離型かダート型

　

【勝ち馬の父・母父の現役時実績】

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4）外国馬はノーザンダンサーの血とマイル適性が必須

好走した外国馬を2000年まで（中山で実施された2002年は除く）遡って見ると、ファンタスティックライト（母父ノーザンダンサー系Nijinskyは英2000ギニー勝利）、アルカセット（父Kingmamboは仏2000ギニー馬／母父はノーザンダンサー系Niniski）、ウィジャボード（父ノーザンダンサー系Cape Crossは芝マイルＧ１馬）。過去10年で５着が最高（３回）と近年は不振の外国馬だが、買うとすればノーザンダンサーの血とマイル適性に注意して取捨を決めたい。

〇プラス評価……父か母父がノーザンダンサー系の外国馬
　○プラス評価……父か母父にマイルＧ１勝ちのある外国馬

結論

父ディープインパクト×母父Essence of Dubai（ナスルーラ系でダートＧ２の勝ち馬）、母が米Ｇ１馬のシャフリヤールが一番手か。シャドウディーヴァにも要注目。父ハーツクライ×母父Dansili（ノーザンダンサー系で仏2000ギニー２着）の牝馬で、曾祖母は南アフリカＧ１馬だ。

外国馬で期待できるとすれば、Frankel産駒のオネスト、父Tamayuz（ミスタープロスペクター系でジャックルマロワ賞勝ち馬）×母父Pivotal（ノーザンダンサー系で短距離Ｇ１勝ち馬）のシムカミルあたりか。

【シャフリヤールの血統表】

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