第41回 ジャパンカップ レース結果回顧・払戻｜G�T特集

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レース結果

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コントレイル、ラストランをG1・5勝目で飾る！

第41回ジャパンCは福永祐一騎手騎乗の1番人気コントレイルが中団で追走し、最後の直線は外に出されると弾けるように伸びて差し切り優勝。ラストランをG1・5勝目で飾った。勝ち時計は2分24秒7（良）。鞍上の福永騎手、本馬を管理する矢作芳人調教師ともにこのレースは初勝利となった。

2着は2馬身差でC.ルメール騎手騎乗の3番人気オーソリティ。3着は1馬身半差で川田将雅騎手騎乗の2番人気シャフリヤール。

レース展開・総括

キセキが途中から逃げるもペースはスロー

スタートでは3番ブルームのダッシュがつかなかった。9番アリストテレスと11番シャドウディーヴァが並んで1コーナーへ。アリストテレスが外に少し寄れながらカーブし、先頭で1〜2コーナーへ。17番ワグネリアンが2番手に上がり、半馬身差で内の3番手にシャドウディーヴァがつけた。差がなく4番手に7番オーソリティ、1馬身差で先団を見ながら4番シャフリヤール。2馬身差で12番サンレイポケット。それから1馬身半差で中団に2番コントレイルと14番ユーバーレーベン。2馬身切れて6番グランドグローリー、ブルーム。5番キセキは向正面直線の途中で、外からグングンとポジションを上げた。後方集団には18番ジャパン、8番ウインドジャマー、10番ロードマイウェイ、16番ユーキャンスマイル、13番モズベッロ、15番マカヒキがかたまって追走。2馬身差で最後方から1番ムイトオブリガードという隊列になった。

前半1000m通過は62秒2でスローペース。先頭にいたアリストテレスだったが、キセキが3コーナーで交わして先頭へ。キセキはさらにグングンとリードを広げて3〜4コーナーの中間を通過した。アリストテレスにワグネリアンが馬体を併せ、さらにオーソリティも差がなく追走して先団を形成。この3頭がほぼ並んで4コーナーを回り、最後の直線に入った。また、オーソリティを見ながらシャフリヤールも続き、コントレイルは外に持ち出されてシャフリヤールの外に進路を取った。

外から一気に差し切ったコントレイル

キセキは4馬身ほどのリードで先頭。残り400mで後続との差が詰まり、オーソリティがじわじわと末脚を伸ばしてきた。内でシャドウディーヴァが食い下がるが、脚色は外の馬がいい。シャフリヤールとコントレイルが併せ馬でグイグイと伸びてきた。残り300mで先頭に立ったオーソリティに、シャフリヤールとコントレイルが襲い掛かる。残り200mでコントレイルの勢いがさらに増し、シャフリヤールを置き去りにして一気に先頭へ。オーソリティを差し切ると、勢い十分でそのままゴールに飛び込んだ。2着にオーソリティ、3着にシャフリヤールが入った。

2着オーソリティも強さを見せた

コントレイルは圧倒的人気に応え、見事にラストランを勝利で飾った。前走天皇賞（秋）に続いて1枠からスタートし、終始スムーズなレース運びだった。鞍上の福永騎手が馬の力を信じ、最後は強烈な末脚を引き出した。オーソリティは正攻法の競馬で2着。前走で勝ったアルゼンチン共和国杯の内容も強かったし、東京ならばG1でも通用することを証明した。

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