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前走後は放牧を挟んで11月18日に美浦へ帰厩。追い切りは20日と25日の2本のみだが、牧場での乗り込みも考慮すると調教量に問題はない。今週はルメール騎手を背にWコースで僚馬2頭を追いかけて直線は内に入り、最後までほぼ馬なりの手応えで最先着した。中2週の間隔で出走した今春の安田記念がやや案外な結果で、放牧を挟んでの中3週という臨戦過程の克服が課題となる。
前走後は放牧を挟んで11月12日に栗東へ帰厩。15日から週2本ずつ、計4本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は福永騎手が乗り、先週はWコースで僚馬2頭を追走して内に入れて追われるも遅れてしまう案外な動き。今週は坂路単走で、軽く仕掛けた後、ラスト100mはほぼ馬なりのままで軽快な動きを見せた。完調だった前走に近い状態には戻っている。
前走後は放牧を挟んで11月4日に栗東へ帰厩。11日から今週にかけて5本の追い切りをこなしており、調整過程は順調だ。ここ2週は近走と同じく松山騎手を背に単走で、先週はWコースで1000m66秒前後、ラスト200m12秒前後の時計を出して動きも良好。今週は坂路でほぼ馬なりといつも通りの調整で、動きにも問題はなかった。万全の仕上がりと見てよさそうだ。
前走後は放牧を挟んで10月29日に美浦へ帰厩。中間の追い切りは坂路のみだが、11月に入って7本の追い切りをこなしており、調教量は十分だ。ここ2週は津村騎手を背に併せ馬で、先週は800m50.2秒の一番時計を出したがラスト200mは13.1秒と失速。今週は800m51.5秒、ラスト200mも12.4秒でまとめて格下馬とほぼ併入だった。前走からの上積みは見込めるが、完調には一歩手前という印象だ。
前走後は放牧を挟んで11月4日に美浦へ帰厩。7日から今週にかけて週2本ずつ、計6本の追い切りをこなしており、調教量は十分だ。ここ2週はWコースで僚馬を追走する形の併せ馬で、先週は簑島騎手を背に追い出されると豪快な末脚を見せて先着。今週は助手を背に3頭併せの真ん中に入り、しっかり追われて外の馬と併入した。休み明けの前走時より確実に良化している。
放牧先から10月15日に栗東へ帰厩。プール、坂路、Wコースを併用して約1か月間入念に乗り込まれており、調教量に不足はない。ここ2週は武騎手を背に坂路で追われ、先週は800m52.1秒の自己ベストをマークして格下馬に先着。今週は800m55.8秒と軽めの内容だったが、動きには素軽さが感じられた。11か月ぶりの実戦というハンデは大きいが、十分力を出せる状態だ。
前走の6日後には坂路で時計を出し始め、軽めの内容中心ながらかなりの追い切りをこなしており、調整過程は極めて順調だ。ここ2週は坂路単走で、先週は浜中騎手を背にきれいな加速ラップを踏む好調教を披露。今週は助手を背に早めにスピードを上げてしまったが、ラスト400mも12.2−12.4秒としっかり粘れていた。心身ともに現状では万全の仕上がりといえそうだ。
前走から中2週で再度の東京遠征という厳しい臨戦過程だが、前走の3日後には調教を再開してきちんと乗り込まれており、順調な調整過程といえる。中間の追い切りはすべて助手騎乗で、先週の坂路では時計以上に素軽い脚さばきの好内容を披露。レース1週間前の日曜にWコース3頭併せを消化し、今週は坂路でごく軽めにとどめた。現時点での実力は出し切れる仕上がりだ。
ミッキースワローは放牧を挟んで帰厩後の乗り込み入念。先週の併せ馬、今週の単走追いもこの馬なりには動けており、状態面に不安なし。マカヒキは先週、三浦騎手が騎乗したWコースの3頭併せで鋭い動きを披露。今週は坂路単走の微調整だったが、休み明けでも好仕上がり。ウェイトゥパリスはレース10日前の11月19日に来日。24日に白井のダートコースでかなり強めの追い切りを消化して動きも良好。体調面に不安はなく、日本の馬場への対応が課題になる。