第40回 ジャパンカップ レース結果回顧・払戻｜G�T特集

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レース結果

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アーモンドアイ、Ｇ１・９勝目で有終の美！

第40回ジャパンＣはＣ.ルメール騎手騎乗の１番人気アーモンドアイが離れた先団追走から最後の直線で堂々と抜け出して優勝。自身が持つ芝Ｇ１（ＪＲＡ＋海外）勝利数記録を９に更新し、ラストランを見事に締めくくった。勝ち時計は2分23秒0（良）。鞍上のルメール騎手は2009年ウオッカ、18年アーモンドアイに続きこのレースは３勝目。本馬を管理する国枝栄調教師は18年に続き、このレース２勝目となった。

２着は１馬身1/4差で福永祐一騎手騎乗の２番人気コントレイル。３着はクビ差で松山弘平騎手騎乗の３番人気デアリングタクト。

レース展開・総括

キセキが大逃げに出てハイペースに

ゲート入り時間がかかった８番ウェイトゥパリスがやや出負け。４番キセキが勢いよく飛び出し、外から14番ヨシオも先行した。９番トーラスジェミニが３番手で１コーナーをカーブ。その直後に２番アーモンドアイと15番グローリーヴェイズが並んで追走。その後ろは11番クレッシェンドラヴ、５番デアリングタクト、２番カレンブーケドール。中団にポツンと６番コントレイル。その後ろは１馬身差で３番ワールドプレミア。１馬身差で10番パフォーマプロミスと７番ミッキースワロー。その後ろは５馬身以上離れて12番マカヒキ、差がなく13番ユーキャンスマイル。１馬身差で最後方にウェイトゥパリスという隊列になった。

キセキはリードをグングンと広げて、向正面直線では２番手に大差をつけた。ただ、前半1000m通過は57秒9とかなり速かった。３コーナーで単独２番手にトーラスジェミニが上がる。３〜４コーナーではキセキのリードはまだ20馬身以上。グローリーヴェイズが内めからトーラスジェミニを交わし、同馬の直後にアーモンドアイ。デアリングタクト、コントレイルは中団位置で４コーナーを回り最後の直線に入っていった。

好位からアーモンドアイが抜け出す

キセキはラチ沿いに入り、早々と残り400mを通過。10馬身差で後方集団はかたまって追い出しを開始。グローリーヴェイズが馬場の３分どころを通り２番手へ。同馬の横からアーモンドアイ、馬場の真ん中からはカレンブーケドールの伸び。大外からはコントレイルが勢いよく末脚を伸ばしてきた。デアリングタクトはやや反応が遅れたが、馬群を捌きながら懸命に伸びてきた。

残り200mではキセキのリードは３馬身に縮まった。アーモンドアイがグローリーヴェイズを交わしてさらに前へ。残り100mでついに先頭に立った。その後ろはコントレイル、カレンブーケドール、グローリーヴェイズ、デアリングタクトが横一線で並び激しい叩き合い。その中では一番外のコントレイルがグイと伸びたが、アーモンドアイが追撃を押さえ切って先頭でゴールした。

３冠馬３頭が死力を尽くした好レース

歴史的な大一番を制したのはアーモンドアイだった。天皇賞（秋）からレース間隔が短く、馬場も悪化してきて時計がかかったが、持ち前の強靭かつしなやかな伸び脚に陰りはなかった。好スタートからしっかりと好位で折り合い、ギリギリのコースを攻めたルメール騎手の手腕もさすがだった。

２着にはメンバー中最速の上がりをマークしたコントレイル。デアリングタクトはやや苦しいポジションから懸命に末脚を伸ばし、際どく３着に上がった。３冠馬３頭が死力を尽くし、結果を出した素晴らしいレースになった。

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