第40回 ジャパンカップ 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
ジャパンカップを丸裸にしてみよう！

昨年は３番人気スワーヴリチャードが優勝。２着に５番人気カレンブーケドール、３着に２番人気ワグネリアンが入った。

１）勝ち馬は上位５番人気以内

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【3.2.2.3】。一昨年のアーモンドアイら３勝をあげ、連対率50％・複勝率70％でトップだ。２番人気馬は【1.1.3.5】で11年ブエナビスタが勝利し、連対率20％・複勝率50％。以下、４番人気馬が３勝、３番人気馬が２勝、５番人気馬が１勝。勝ち馬はすべて上位５番人気以内から出ている。

２着馬もすべて上位７番人気以内におさまっており、10番人気以下の激走は３着２回のみ。馬連での万馬券は15年の１回と少ない。16年以降・近４年の３着以内馬はすべて６番人気以内で、堅めの決着が続いている。

２）勝ち馬は３〜５歳、牝馬が好成績

勝ち馬はすべて３〜５歳馬から出ており、６歳馬は【0.0.0.24】と不振。７歳以上は【0.0.2.16】で、14年以降３着以内馬が出ていない。３〜５歳馬が中心のレースだ。

性別では牝馬がのべ【5.3.0.15】で一昨年のアーモンドアイら５勝をあげ、連対率・複勝率34.8％と高い。なかでも３歳牝馬【2.2.0.7】で連対率36.4％と最も高く、４歳牝馬【2.1.0.6】と５歳牝馬【1.0.0.2】の連対率33.3％を上回る。牡馬・セン馬は【5.7.10.122】で、連対率8.3％・複勝率15.3％。

３）秋の天皇賞１着馬の勝利なし

前走レース別成績は、出走数が抜けて多い天皇賞・秋組が【5.4.8.40】。昨年のスワーヴリチャードら５勝をあげ、連対率15.8％・複勝率29.8％。昨年は１・３着馬が該当し、16年を除いて毎年１頭は３着以内に入っている。この組は前走１着馬が【0.2.3.1】で勝ち星がないものの、複勝率83.3％と高い。

他の３歳以上の重賞では、京都大賞典組が【2.1.0.14】で16年キタサンブラック、17年シュヴァルグランが優勝。連対した３頭はいずれも長距離Ｇ１で３着以内に好走した経験があった。他ではエリザベス女王杯組が【0.1.0.2】で、13年にデニムアンドルビー（当時３歳）が２着と好走。アルゼンチン共和国杯組【0.0.1.17】、オールカマー組【0.0.0.2】でともに連対馬は出ていない。

４）秋華賞組が好成績

前走が３歳限定戦だった組では、秋華賞組が【2.1.0.2】で12年ジェンティルドンナ、一昨年アーモンドアイが勝利。これら２頭はともに牝馬三冠を達成していた。昨年はカレンブーケドールが２着と好走。同馬もオークスで２着に入っていた。

菊花賞組は【1.0.0.4】で、10年ローズキングダムの１勝のみ。この組でその年の日本ダービーを制しているのは14年ワンアンドオンリーのみだが、７着に敗れていた。

【ジャパンカップ過去10年】

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