第39回 ジャパンカップ レース結果回顧・払戻｜G�T特集

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レース結果

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スワーヴリチャード、最内からこじ開けてＧ１・２勝目！

第39回ジャパンＣはＯ.マーフィー騎手騎乗の３番人気スワーヴリチャードが、先団を見ながら内々から進み、最後の直線はラチ沿いから伸びて差し切り優勝。2018年の大阪杯に続く、Ｇ１・２勝目を飾った。勝ち時計は2分25秒9（重）。鞍上のマーフィー騎手はＪＲＡのＧ１は初勝利。本馬を管理する庄野靖志調教師はこのレース初勝利となった。

２着は3/4馬身差で津村明秀騎手騎乗の５番人気カレンブーケドール。３着は１馬身半差で川田将雅騎手騎乗の２番人気ワグネリアン。なお、１番人気に支持されたレイデオロは11着に敗れた。

レース展開・総括

ダイワキャグニーがハナへ

スタートは14番マカヒキが出負け。７番ダイワキャグニーが飛び出してハナへ。10番ダンビュライトも行ったが、先頭は譲ったので競り合いにはならなかった。ダイワキャグニーは１馬身ほどのリードで２コーナーをカーブ。２番手ダンビュライトに１番カレンブーケドール、３番ウインテンダネスも続き２番手集団を形成。差がなく13番エタリオウで２番ワグネリアンがその後ろ。更に１馬身差で５番スワーヴリチャード、外に11番シュヴァルグランが並んで追走。差がなく４番ムイトオブリガード、外に15番ジナンボー、中に８番レイデオロでここまでが大きな集団となった。

その後ろは５馬身開いて６番ユーキャンスマイル、２馬身差で９番ルックトゥワイス。更に７馬身離れて12番タイセイトレイル。３馬身差の最後方からマカヒキという隊列になった。前半1000m通過は60秒3で平均ペース。ダイワキャグニーは先頭で、リードを少し広げて３コーナーへ。ダンビュライトが続き、３番手にエタリオウ。カレンブーケドールやスワーヴリチャードも差がなく追走し、４コーナーへ向かった。

カレンブーケドールの追撃を振り切った

ダイワキャグニーは２馬身ほどのリードで最後の直線へ。そしてカレンブーケドールが２番手に上がってきた。残り400mではスワーヴリチャードが最内から迫り、カレンブーケドールに並びかけてきた。残り200mでダイワキャグニーは捕まり、スワーヴリチャードとカレンブーケドールに交わされた。その後ろからはワグネリアンがジリジリと伸びるが、先頭との差がまだあった。残り100mで競り合いからスワーヴリチャードが出て単独先頭。その後は食い下がるカレンブーケドールの追撃を振り切り、見事に先頭でゴールした。

Ｏ.マーフィー騎手の冷静な手綱捌き

勝ったスワーヴリチャードは2018年の大阪杯以来、久々の勝利。重馬場でかなりタフなコンディションの中、最内からこじ開けるように伸びてきた。昨年のジャパンＣと今年の宝塚記念が共に３着で、そのときの上位２頭が今回いなかったのは大きかった。とはいえ、鞍上のＯ.マーフィー騎手が冷静に手綱を捌き、馬がその期待にしっかりと応えた。

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