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G1特集 第39回 ジャパンカップG1特集 第39回 ジャパンカップ

調教情報

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ワグネリアン

前走後は放牧を挟んで11月8日に栗東へ帰厩。翌日から坂路入りを再開してきちんと乗り込まれており、調整過程は順調だ。先週は藤岡康騎手を背にWコースで追われ、単走ながら長めからしっかり負荷をかける内容を消化。今週は川田騎手を背に坂路で格下馬と併せ、ほぼ馬なりのまま併入した。追い切り本数は豊富だが、最終追いが軽すぎる点はやや気がかりではある。

ユーキャンスマイル

前走から1か月以内の間隔で出走するのは久々だが、中間も入念に乗り込まれており、調整過程に問題はない。ここ2週は助手を背に追われ、先週はWコース3頭併せで前半先行していた外の2頭に遅れはしたが、1000m64秒前後とハードな内容を消化。今週は坂路単走で軽めの内容だったが、右に行く癖こそ出したものの、脚どりは軽快だった。前走時の状態は維持できている。

レイデオロ

前走後は放牧を挟んで、10月30日に美浦へ帰厩。翌日から連日のように時計を出しており、意欲的な調整過程といえる。ここ2週はWコースで僚馬と併せ、先週は五十嵐騎手を背に格下馬に楽な手応えで併入。今週はビュイック騎手を背にオープン馬と併せ、1000m70秒前後と全体時計は遅いが、軽く仕掛けられた終いの伸び脚は上々だった。体調面は万全と見てよさそうだ。

スワーヴリチャード

中3週で再度の東京遠征を控えているが、先々週から追い切りをこなしており、疲労残りの心配はない。ここ2週はマーフィー騎手を背に坂路で格下馬と併せ、先週は追い出されると併走馬を大きく突き放して先着。今週はチークピーシズを着用し、右に行く面は見せたものの800m50.6秒の好時計で先着した。体調面は良さそうだが、中間は坂路のみの調整がどう出るか。

カレンブーケドール

前走後は自厩舎に戻ってしっかり疲れを取った後、11月に入ってから7本の追い切りをこなしており、調教量は十分だ。先週は助手を背に坂路3頭併せで、800m52.1秒の好時計を出して最先着。今週は津村騎手を背にWコース3頭併せで、直線で後ろから来たオープン馬と楽な手応えのまま併入した。1000m65秒台と時計的にも優秀で、万全の仕上がりと見てよさそうだ。

ムイトオブリガード

中2週で再度の東京遠征という臨戦過程だが、1週前から追い切りをやれており、調整過程は順調だ。今週は助手を背にWコースで僚馬を追走してスタート。馬場の大外を回って直線で外から並びかけ、追い出されると豪快な伸び脚で併走馬を突き放した。1200m80秒台としっかり負荷をかけられながらもラスト200m12秒前後と時計的にも悪くなく、好状態を維持できている。

シュヴァルグラン

帰国後は検疫、放牧を経て10月12日に栗東へ帰厩。約1か月半にわたって入念に乗り込まれており、調教量に不足はない。ここ2週はスミヨン騎手を背に3頭併せで、先週はPコースで一杯に追われるも楽な手応えのマカヒキに遅れてゴール。今週は芝コースで直線は2頭の内から抜け出し、大きく突き放してゴールした。動きは確実に良化傾向で、現状の力は出せる仕上がりと見ていい。

ルックトゥワイス

中間の調教内容はかなり軽めだが、中2週で再度の東京遠征という厳しい臨戦過程を考えると許容範囲と見ていいだろう。ここ2週は助手を背に坂路単走で、先週は800m54.7秒という平凡な時計だが、走る意欲は旺盛という気配が伝わる好内容。今週は実質600mからの追い切りだったが、終い追われてラスト200m12.5秒をマークした。前走時の状態を保てている。

その他の出走馬

エタリオウは先週、横山典騎手を背にPコースでマカヒキ、シュヴァルグランと併せて1200m77秒台と強めの内容を消化。今週は助手を背に坂路単走で目立つ動きではなかったが、稽古駆けしないタイプで体調面に問題なし。ジナンボーは放牧を挟んで、10月中旬に美浦へ帰厩。2週続けてWコースで追われ、先週は格下馬との併せ馬でアオられ気味も、今週はムーア騎手を背に単走ながらまずまずの動きで態勢は整った感。ダンビュライトは3週続けて松若騎手を背に坂路で併せ馬を消化し、時計的にも悪くなく状態面は万全だ。