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G1特集 第161回 天皇賞(春)G1特集 第161回 天皇賞(春)

指数分析

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【出走予定馬のZIと過去5走の補正タイム】

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馬名 ZI 1走前 2走前 3走前 4走前 5走前
ユーキャンスマイル 126 94 91 94 90 82
ミッキースワロー 125 93 90 90 92 91
モズベッロ 120 91 91 80 78 63
シルヴァンシャー 116 91 80 78 66 61
フィエールマン 115 91 海外 94 97 95
トーセンカンビーナ 113 91 82 78 75 65
エタリオウ 110 87 83 88 88 83
キセキ 110 88 91 海外 海外 96
スティッフェリオ 109 91 82 67 83 95
メイショウテンゲン 108 90 89 88 72 76
ミライヘノツバサ 103 89 82 ダート 67 85
ダンビュライト 98 65 92 90 92 88
ハッピーグリン 85 70 88 85 85 地方
メロディーレーン 85 90 81 73 85 71

他にも登録馬あり。

 
1)ZIはユーキャンスマイルとミッキースワローが上位

ZIのトップは前走阪神大賞典を制して重賞3勝目を果たしたユーキャンスマイル(126)。2位は前走日経賞を勝ったミッキースワロー(125)。この2頭が他馬をやや引き離している。3位はモズベッロ(120)。ディフェンディングチャンピオンのフィエールマンは指数115にとどまった。

2)連覇を狙うフィエールマン

補正タイムのトップはフィエールマン(97)。4走前になる昨年の天皇賞(春)優勝時の指数が高い。前走有馬記念は4着(91)だったが、2着サートゥルナーリアとは0.3秒差。海外遠征明けでもあった。今回は実績的にも恵まれたメンバー構成であり、負けられない戦いと言えるだろう。

3)キセキは前走が大敗で不安

キセキは実績上位で補正タイムも5走前の宝塚記念が96と高い。ただ、前走阪神大賞典は大きく出遅れて、その後は抑えがきかずに先行して7着に敗れた。本番へ向けては大いに不安を残すレース内容だった。スティッフェリオは5走前のオールカマーが指数95と高い。3000m以上のレースは2017年の菊花賞(14着)以来だが、力を出し切り粘り込めるか。

4)2着争いは横一線で難解

その他では前哨戦の阪神大賞典を制したユーキャンスマイルや日経賞を勝ったミッキースワローが注目を浴びそう。ただ、ともに前走の指数はさほど高くない。ダイヤモンドSを勝ったミライヘノツバサも同様でG1ではどうか。フィエールマンが中心になるとしても、2着争いは横一線でかなり難解だ。

<用語解説>
ZI(ゼットアイ)

前走着順、人気、着差等を簡単に指数化したもの。基本的にこの指数が高いと上位人気に支持される傾向がある。ZI最高値をマークしている馬は連対率が高く、特に2番目の馬より5以上の差をつけている場合、特別な理由(休み明け、前走と大きく異なる条件など)がない限り、信頼できる。ただし、ZI最高値が115以下の場合は混戦と考えられる。

補正タイム

基準タイム(そのレースの平均的な勝ちタイム)とその馬の走破タイムをもとに、異なる距離やクラスでも簡単に比較できるようにした指数。スピード指数のようなイメージで、指数が高いほど、時計的な価値があると考えられる。