第161回 天皇賞（春） 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

競馬予想・競馬情報トップ　> G1特集　> 天皇賞（春）　> 2020　> 過去の傾向

過去10年のJRA-VANデータをもとに、
天皇賞（春）を丸裸にしてみよう！

昨年は１番人気フィエールマンが勝利。２着には６番人気グローリーヴェイズ、３着には８番人気パフォーマプロミスが入った。

１）波乱の連続から近３年は堅めに

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【2.1.0.7】。連対率・複勝率30％と低いものの、近３年連続で連対している。２番人気は【5.0.2.3】。一昨年のレインボーラインら最多の５勝をあげ、複勝率70％でトップだ。３・４番人気馬はのべ【1.6.2.11】で、２着が６回と多い。以下、７・14番人気馬が１勝ずつ。14番人気の優勝は12年ビートブラック。10番人気以下は【1.1.3.77】で、好走馬は下位人気まで幅広く分布している。

配当面では2010年〜16年は７年連続で３連単10万円以上。なかでも12年は14→３→２番人気の順で入り、３連単145万2520円の大波乱となった。しかし、１番人気馬が連対している17年以降は３連単５万円以下と堅めの決着が続いている。

２）阪神大賞典１着馬が好成績

前走レース別成績は、出走数最多の阪神大賞典組が【3.2.5.47】。一昨年のレインボーラインら３勝をあげ、連対率8.8％・複勝率17.5％。この組で前走１着だった馬は【2.0.3.4】で、複勝率55.6％と好成績だ。

また、日経賞組は【2.2.2.46】で13・14年連覇のフェノーメノによる２勝。連対率7.7％・複勝率11.5％と低く、15年以降は好走馬が出ていない。この組の３着以内馬６頭中５頭は前走で連対を果たしていた。

３）前走１番人気で勝利した馬に注目

前走着順別成績は、前走１着馬が【5.5.3.27】。連対率25.0％・複勝率32.5％で、12年を除いて毎年１頭は３着以内に入っている。この中で前走１番人気で勝利した馬は【4.3.2.10】で17年キタサンブラックら４勝をあげ、連対率36.8％・複勝率47.4％と優秀だ。

また、前走２着馬は【3.1.3.24】で10年ジャガーメイルら３勝をあげ、複勝率22.6％。この組の３着以内馬７頭中６頭は前走でＧ２を使われていた。

４）過去好走馬と前走上がり最速馬に注意

過去10年でウインバリアシオン、フェノーメノ、カレンミロティック、キタサンブラック、シュヴァルグランの５頭が複数年で３着以内に好走している。フェノーメノだけでなく、16・17年にはキタサンブラックが連覇を達成。シュヴァルグランは16〜18年にかけて３年連続で３着以内に入っている。過去に春の天皇賞で好走している馬は要注目だ。

また、前走上がり最速だった馬は【5.4.3.19】。15年ゴールドシップら５勝をあげ、連対率29.0％・複勝率38.7％と高い。３着以内馬12頭はすべて前走重賞を使われていた。

【天皇賞（春）過去10年】

この表は右にスクロールできます。