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G1特集 第161回 天皇賞(春)G1特集 第161回 天皇賞(春)

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フィエールマン 天皇賞(春)と菊花賞を優勝

フィエールマン
天皇賞(春)連覇を狙うフィエールマン

昨年の天皇賞(春)ではグローリーヴェイズとの一騎打ちを制して優勝。3着パフォーマプロミスを1.0秒突き放してのゴールだった。2018年の菊花賞は2着エタリオウとハナ差の辛勝だったが、今回ライバルとなるユーキャンスマイルを3着に下した。京都芝3000m以上の長距離G1を2勝している。前走有馬記念は4着だったが、相手関係を考えると悲観することはない。凱旋門賞で大敗した後遺症もなさそうだ。今回も休み明けだが予定通り。馬場が渋ったりしなければ、連覇できる可能性は高い。

ユーキャンスマイル 長距離は実績十分で逆転も

ユーキャンスマイル
G1初制覇を目指すユーキャンスマイル

前走阪神大賞典では序盤は後方で構え、2周目の3〜4コーナーで前へ進出。最後の直線は内めから馬群を捌いて鋭く抜けて勝利した。課題とされていた右回りでも結果を出し、今回に向けて大きな弾みがついた。芝3000m以上の成績は【2.1.1.1】と経験豊富かつ実績十分。長距離適性はフィエールマンにもヒケは取らないだろう。ただ、主戦の岩田康誠騎手が先週の落馬事故による負傷で乗れなくなったのが痛い。過去このレースはアドマイヤジュピタ(08年)やレインボーライン(18年)で勝利していただけに、鞍上の経験も味方につけたかった。

ミッキースワロー 京都への対応がカギ

ミッキースワロー
日経賞を勝利したミッキースワロー

前走日経賞では1番人気に応えて優勝。2017年のセントライト記念、19年の七夕賞に続き重賞3勝目を挙げた。芝3000m以上の出走は1回(17年菊花賞6着)だが、今ならばこなせると期待したいところ。むしろ経験が浅い京都芝コースへの対応の方がカギとなりそうだ。コーナーワークは非常にうまいタイプだが、京都は3〜4コーナーが下り坂で最後の直線が平坦だ。残り800mあたりからはポジションを上げて行き、直線入り口では先団に取りつきたい。長く使えるいい脚を存分に発揮できれば、上位争いも十分可能だろう。

キセキ スタートが大きなポイント

前走阪神大賞典は単勝1.6倍の1番人気に支持されたが7着に敗れた。スタートで大きく出遅れてしまい、1周目の正面スタンド前で前へ行ってしまった。レースは残り1400mから11秒台のラップに突入。早めにペースアップしたことで、ラスト2ハロンは12秒0-12秒5と上がりがかかった。先行していた馬には厳しい展開となり、失速もやむを得ない。むしろ勝ち馬から0.6秒差ならばよく踏ん張った。2走前の有馬記念(5着)でも出遅れており、今回もまずはスタートが課題。さらに道中は抑えがきいて追走できるかがカギだ。

メイショウテンゲン 3000m以上が適距離

昨年の菊花賞は12着と惨敗したが、その後も3000m以上の距離を使われて結果を出している。3走前のステイヤーズSは4着、2走前のダイヤモンドSはミライヘノツバサとの競り合いに敗れて2着だったが、ハナ差で惜しかった。前走阪神大賞典は勝ち馬が強く、3着だったが前哨戦で好走できたのは自信になる。芝2000〜2400mでは後方追走のまま終わることが多かったが、近3走はメンバー中3位以内の上がりをマーク。粘り強くてバテない末脚を持っており、3000m以上が適距離と言えそうだ。今回はG1で相手は強いが、力を出し切りたい。

モズベッロ 充実し得意の京都で

2走前の日経新春杯で重賞初制覇。その前のレースは3勝クラスのグレイトフルSで4着に敗れていたが、格上挑戦をして2馬身半突き抜けた。ハンデは52キロと軽かったが、完勝と言える内容だった。前走日経賞は2番人気で2着。中山は今まで結果が出ていなかったが、別定の56キロで好走。最後の直線では勝ち馬に寄られる不利があった。確実に力をつけている様子がうかがえる。京都芝コースは【3.1.0.1】で最も成績がいい。距離の3000mはやってみないとわからないが、充実している今であれば乗り切れるかもしれない。

トーセンカンビーナ 出遅れるが末脚は堅実

出遅れ癖が心配なのはキセキだけではない。本馬の場合はいつものことで、前走阪神大賞典も当然のように出遅れた。しかし、最後は馬群を割ってしぶとく伸びて2着と好走。上がり3ハロンは勝ち馬ユーキャンスマイルと並んで最速だった。G2で結果を出せたのは自信になる。5走前から毎レースで最速の上がりをマークしており、3000mの距離でも自慢の末脚は鈍らなかった。折り合いに心配はなく、さらに距離が200m延びる点は歓迎だろう。展開次第にはなりそうだが、このメンバーが相手でもいい勝負ができるかもしれない。

スティッフェリオ 前走のようなレースができれば

重賞はG2のオールカマー、G3の小倉大賞典と福島記念を勝利。今回のメンバーの中では実績上位だ。先行しての末脚の持続力が大きな武器。最後の直線が短い芝1800〜2200mがベストだろう。ただ、前走日経賞で3着と好走。いつもより後ろとなった中団で構えて、3〜4コーナーで前へ進出した。血統的には長距離をこなせてもいい印象があるし、前走のようなレースができれば距離が3200mに延びても大丈夫そうだ。G1は今までいい走りができていないが、今回は善戦ができてもおかしくない。

ダンビュライト 京都のG2で好走実績あり

昨年のジャパンカップ14着以来の休み明け。去勢明けでもありレース間隔が多少開いた。ただ、昨年の京都大賞典は今回以上の長いブランクで2着と好走している。3番手追走の11番人気ドレッドノータスが優勝し、逃げた本馬が2着に残って大波乱となった。評価は難しいレースだが、本馬は同じ年に京都記念を勝っている。京都芝の外回りで気持ちよく先行できると粘り込めるタイプだ。今回の3200mは長い感じはするが、果たしてどうなるか。去勢の効果が出れば気性は良くなり、長丁場でもリラックスして走ることができそうだ。

ミライヘノツバサ ダイヤモンドSを勝利

前走ダイヤモンドSは16頭立ての16番人気。単勝325.5倍の超人気薄だったが、あっと驚く激走をみせた。全体的にペースが速かったとはいえ、最後の直線でグイグイと末脚を伸ばし、最後は3番人気のメイショウテンゲンとの壮絶な競り合いにハナ差勝利。重賞初制覇を飾った。2017年の日経賞ではシャケトラの2着と好走するなど、元々力はあった。ただ、当時から月日が経ち、東京コースの実績もなかったので復活は意外だった。芝3000m以上の距離適性がよほど高かったようだ。今回はG1で相手が強くなる。どこまで通用するか。