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G1特集 第161回 天皇賞(春)G1特集 第161回 天皇賞(春)

調教情報

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フィエールマン

放牧先から4月3日に美浦へ帰厩。5日から今週にかけて週2本ずつ、計8本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は嶋田騎手を背にWコースで僚馬と併せ、先週は終い失速気味だったとはいえ、1000m65秒台で先着。今週は2頭を追走して直線は外から併せ、追われると鋭く伸びて再先着した。4か月余りの休み明けだが、仕上がりは万全だ。

ユーキャンスマイル

前走後はプール調教中心でクールダウンした後、4月9日に追い切りを再開。中間は合計7本の追い切りをこなしており、調教量は十分だ。先週は荻野琢騎手を背にWコース3頭併せで、追走していたこともあり遅れはしたが、1000m62秒台の猛稽古を消化。今週は浜中騎手を背に坂路で軽めの併せ馬だったが、軽快な動きを見せた。実力を出し切れる好状態と見てよさそうだ。

キセキ

前走後はしっかり疲れを取った後、4月2日に坂路入りを再開して連日入念に乗り込まれており、調整過程は順調だ。ここ2週はいつもと同じくWコース単走で、先週は武騎手を背にゴール過ぎまで追われる時計以上の内容を消化。今週は助手を背に大外を回り、ほぼ馬なりのままラスト200m12秒前後と素軽い動きを披露した。発馬に課題は残るが、体調面は万全だ。

 
ミッキースワロー

前走後はプール調教中心でクールダウンした後、4月16日から今週にかけて3週続けてWコースできちんと追い切りをこなしており、調整過程は順調と見ていい。先週は横山典騎手を背に僚馬をかなり後ろから追いかけて併入し、1000m65秒前後の好時計をマーク。今週は菊沢師を背にほぼ馬なりの微調整だったが、動きは悪くなかった。輸送が課題だが、力を出せる仕上がりだ。

メイショウテンゲン

前走後はしっかり疲れを取り、3月末に坂路入りを再開。4月12日から今週にかけて週2本ずつ、計6本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週はWコースで僚馬と併せ、先週は松山騎手を背にオープン馬に先着。今週は幸騎手を背に格下相手に手応え劣勢での併入だったが、この馬なりには動けていた。大きな上積みこそ感じられないが、近走の状態は維持できている。

モズベッロ

前走後は放牧を挟んで4月半ばに栗東へ帰厩。19日に追い切りを再開して今週にかけて坂路で4本の追い切りをこなしており、調整過程に問題はない。ここ2週は助手を背に僚馬と併せ、先週はオープン馬に先行する形から併入。今週は格下馬を追いかけ、終い追われてはきっちり先着した。800m53.7秒と時計は平凡だが、馬場状態を考慮すれば問題なく、現状の力は出し切れる状態だ。

トーセンカンビーナ

前走後はプール調教中心でクールダウンした後、4月3日に坂路入りを再開して連日入念に乗り込まれており、調教量に不足はない。ここ2週は藤岡康騎手を背に併せ馬で、先週はWコースで3頭併せの真ん中に入り手応え劣勢での併入も、動きに問題なし。今週は坂路で軽めだったが、格下馬を置き去りにする好調教を見せた。発馬に難は残るが、体調面に不安はない。

エタリオウ

前走の5日後には坂路入りを再開してきちんと乗り込まれており、調整過程は順調だ。ここ2週は川田騎手を背に併せ馬で、先週はWコースで3頭併せの真ん中に入り、この馬なりにしっかり負荷をかけられた。今週は坂路で格下馬の内に併せ、強めに追われて先着。力の要る馬場状態を考慮しても平凡な時計だが、調教で動く馬ではなく、前走時の状態は維持できている。

その他の出走馬

ダンビュライトは前走後に去勢手術を受け、4月初めに栗東へ帰厩。先週は坂路で一番時計を叩き出し、今週も攻め駆けする相手に楽な手応えで先着と中間の動きが良く、状態面は万全。スティッフェリオは北村友騎手を背に先週Wコース、今週は坂路で強めの併せ馬を消化。全体時計はまずまずも動きは平凡で、上積みは薄そう。シルヴァンシャーは7か月ぶりの実戦になるが、栗東へ帰厩後は約1か月にわたって乗り込み入念。追い切りの動きも悪くなく、休み明けとしては上々の仕上がりだ。