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G1特集 第73回 朝日杯フューチュリティステークスG1特集 第73回 朝日杯フューチュリティステークス

調教情報

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セリフォス

前走後は自厩舎でしっかり疲れを取った後、11月26日に坂路入りを再開。追い切りは12月に入ってからの3本のみだが、中4週の間隔を考慮すれば問題ない範囲と見ていい。ここ2週はC.デムーロ騎手を背にWコースで追われ、先週は3頭併せできっちり最先着して好時計をマーク。今週は600m40.1秒とごく軽めの内容で終えた。大きな上積みは見込みにくいが、前走時の状態は維持できている。

ジオグリフ

前走後は一旦自厩舎に戻ってから放牧に出され、11月24日に再帰厩。28日から今週にかけて日曜坂路単走、水曜にWコースで併せ馬というメニューで計6本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。今週は助手を背に古馬2頭を追走して直線は内から併せ、最後は2頭にわずかに遅れる形でゴールした。こちらも大きな上積みこそ感じられないが、前走時の状態を維持できている。

ダノンスコーピオン

前走の6日後には坂路入りを再開。11月半ばから徐々に調教を強める形で入念に乗り込まれており、調整過程は極めて順調だ。ここ2週は松山騎手を背に同じ馬と併せ、先週はWコースで内から交わして楽に先着。今週は坂路でかなり後ろを走っていた分、わずかに遅れたが、ラスト400m12.2−12.1秒の好時計で1秒以上差を詰めた。現時点での実力をきっちり出し切れる状態だ。

 
ドウデュース

前走後は放牧を挟んで11月中旬に栗東へ帰厩。11月21日からWコース、Pコース、ダートコース、坂路、プールとほぼ全施設を駆使して調教されており、意欲的な調整過程といえる。先週はWコースで武騎手を背に単走で追われ、馬場の荒れた時間帯ながら好時計をマーク。今週は助手を背にPコースで僚馬と併せ、終始馬なりのまま先着した。余裕残しの仕上がりだった前走時から上積みが見込める好状態だ。

ドーブネ

前走後は放牧を挟んで11月下旬に栗東へ帰厩。追い切りは11月28日から今週にかけてWコース単走のみで4本と、やや少なめだ。ここ2週は吉田隼騎手が乗り、先週は1000m66.5秒とやや負荷をかける内容を消化。今週は1000m69.7秒と軽めだったが、直線は他厩舎の併せ馬を外から交わす形で動きは悪くなかった。体調面に問題はないが、全体的に調教が軽い点は若干気になる。

その他の出走馬

プルパレイは前走後すぐに追い切りを再開し、中間の調教内容はかなり意欲的。今週はM.デムーロ騎手を背に坂路でブリンカーを着けて格下馬に追走先着し、時計も優秀で状態面は万全。オタルエバーは2週続けて幸騎手を背に追われ、先週はPコースで格下馬相手に追走先着。今週は坂路単走だったが、余裕残しの手応えで好時計が出ており、状態は良さそう。トウシンマカオは先週、戸崎騎手を背にWコースで僚馬に追走併入。今週は助手を背に坂路で重い馬場の中、余裕残しの手応えで追走併入しており、輸送前の現時点では状態面に不安はない。