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G1特集 第73回 朝日杯フューチュリティステークスG1特集 第73回 朝日杯フューチュリティステークス

指数分析

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【出走予定馬のZIと過去5走の補正タイム】

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馬名 ZI 1走前 2走前 3走前 4走前 5走前
セリフォス 128 94 89 75    
ジオグリフ 124 91 77      
トウシンマカオ 116 89 76      
カジュフェイス 115 90 79 72 74  
ドーブネ 115 82 75      
プルパレイ 113 91 86 80 72  
オタルエバー 112 85 85 86 80  
スプリットザシー 108 76        
ドウデュース 107 86 78      
アルナシーム 105 86 75      
ダノンスコーピオン 104 88 74      
トゥードジボン 103 76 59 70    
デュガ 102 84 81 ダート 80 73
アネゴハダ 99 89 81 81 ダート  
ベルウッドブラボー 99 82 82 75 73  
シンリミテス 98 ダート 70      
ヴィアドロローサ 96 83 80 77    
エーティーマクフィ 94 77 79 76 74  
セッカチケーン 80 ダート ダート      

フルゲートは18頭。

 
1)ZIのトップはセリフォス

ZIのトップは重賞2勝を含み3戦3勝のセリフォス(128)。2位は札幌2歳Sの覇者ジオグリフ(124)となった。3位は8ポイント離れて京王杯2歳S2着のトウシンマカオ(116)。以下、カジュフェイス(115)、ドーブネ(115)と続く。

2)過去10年のデイリー杯2歳Sでトップタイの指数

補正タイムのトップもセリフォスだ。前走デイリー杯2歳Sを勝ってマークした指数94は優秀だ。昨年、レッドベルオーブ(次走朝日杯フューチュリティS3着)が同レースを2歳コースレコードで勝ったが、今年の方が指数は高い。過去10年で見てもトップタイの指数となった。

3)補正タイム2位はプルパレイとジオグリフ

前走デイリー杯2歳Sは4着と敗れたが、勝ち馬と0.3秒差だったプルパレイの指数は91だ。ジオグリフが札幌2歳Sを勝利してマークした指数も91。同レースとしてはかなり優秀な数値だが、今回は芝1600mのG1なので走ってみないとわからない面がある。昨年、阪神ジュベナイルフィリーズを制したソダシだが、札幌2歳Sの指数はそれほど高くなかった(アルテミスSの指数が高かった)。

4)もみじSの指数は高いが

カジュフェイスが前走もみじSを勝ってマークした指数も90と、過去10年の同レースでは断然高い。しかし、そこそこ指数が高かったラウダシオンやダノンスマッシュが、朝日杯フューチュリティSではともに5着以下に敗れている。2014年のアルマワイオリは朝日杯フューチュリティSで2着と好走したが、もみじSとの間にデイリー杯2歳S(4着)を挟んでいた。カジュフェイスもマイル戦の経験がない点が大きく響くかもしれない。

<用語解説>
ZI(ゼットアイ)

前走着順、人気、着差等を簡単に指数化したもの。基本的にこの指数が高いと上位人気に支持される傾向がある。ZI最高値をマークしている馬は連対率が高く、特に2番目の馬より5以上の差をつけている場合、特別な理由(休み明け、前走と大きく異なる条件など)がない限り、信頼できる。ただし、ZI最高値が115以下の場合は混戦と考えられる。

補正タイム

基準タイム(そのレースの平均的な勝ちタイム)とその馬の走破タイムをもとに、異なる距離やクラスでも簡単に比較できるようにした指数。スピード指数のようなイメージで、指数が高いほど、時計的な価値があると考えられる。