第73回 朝日杯フューチュリティステークス 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
朝日杯フューチュリティステークスを丸裸にしてみよう！

昨年は７番人気グレナディアガーズが優勝。２着に２番人気ステラヴェローチェ、３着に１番人気レッドベルオーブが入った。

１）伏兵の激走が目立つ一戦

過去10年（2011〜13年の中山開催を含む）の人気別成績は、１番人気馬が【4.2.2.2】。一昨年のサリオスら最多の４勝をあげ、連対率60％・複勝率80％。２番人気馬は【2.2.1.5】で18年アドマイヤマーズら２勝で、複勝率50％と１番人気馬に次いで高い。以下、７番人気馬が昨年のグレナディアガーズら２勝、４・６番人気馬が１勝ずつ。２・３着馬は下位人気まで幅広く分布している。

阪神開催となった14年以降・近７年は１・２番人気馬が５勝をあげているが、７番人気以下の馬が17年を除いて毎年１頭は３着以内に激走している。伏兵馬の激走が目立つ一戦だ。

２）サウジアラビアＲＣ１着馬に注目

前走レース別成績で、少数ながらサウジアラビアＲＣ組は【2.2.1.4】。複勝率55.6％と好相性を示している。この中で前走１着だった馬は【2.1.1.0】で、17年ダノンプレミアムら２勝をあげ、近４年続けて３着以内に入っている。

デイリー杯２歳Ｓ組は【1.2.2.19】で複勝率20.8％。この組の前走１着馬は【1.1.1.2】で複勝率60％と高く、３着以内馬３頭は上位２番人気以内に支持されていた。出走数最多の京王杯２歳Ｓ組は【0.2.3.27】で勝ち星がなく、複勝率15.6％。この組の３着以内馬５頭中４頭は前走で勝利をおさめていた。

東京スポーツ杯２歳Ｓ組は【0.3.0.9】で、連対率・複勝率25.0％。連対した３頭はいずれも芝1800ｍの新馬戦を勝利していた。

３）１勝クラス組は前走マイル戦が好成績

出走数が多い前走１勝クラス組はのべ【5.1.2.32】で、16年サトノアレスら半数の５勝をあげている。この組の前走距離別成績は、1600ｍ組が【5.0.2.8】。勝ち馬５頭は芝・ダート問わず、すべて前走1600ｍ戦を使われており、連対率33.3％・複勝率46.7％と優秀だ。

また、前走1400ｍ組は【0.1.0.14】で勝ち星がなく、連対率6.7％。１勝クラス組で好走した馬はいずれも前走で1400ｍか1600ｍを使われていた。

４）前走１番人気１着馬が過半数の７勝

前走着順別成績は、前走で１着だった馬が【10.6.8.61】。過去10年の勝ち馬はすべて前走を勝利しており、３着以内数も24頭と非常に多い。なお、前走５着以下だった馬は【0.2.0.34】と不振傾向にある。

前走１着馬の中で前走１番人気で勝利した馬は【7.2.4.13】。近３年を含む過半数の７勝をあげており、連対率34.6％・複勝率50.0％と非常に高い。昨年は１・３着馬が該当しており、16年を除いて毎年１頭は３着以内に入っている。なお、前走６番人気以下で勝利した馬は【0.0.0.13】で、すべて着外に敗れている。

【朝日杯フューチュリティステークス過去10年】

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