第73回 朝日杯フューチュリティステークス レース結果回顧・払戻｜G�T特集

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レース結果

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武豊騎手のドウデュースが無傷の3連勝でG1初制覇！

第73回朝日杯フューチュリティSは武豊騎手騎乗の3番人気ドウデュースが、中団追走から最後の直線での追い比べを制して優勝。無傷の3連勝でG1初制覇を飾った。勝ち時計は1分33秒5（良）。鞍上の武豊騎手はこのレース初勝利。本馬を管理する友道康夫調教師は、2018年アドマイヤマーズに続き、このレース2勝目となった。

2着は半馬身差でC.デムーロ騎手騎乗の1番人気セリフォス。3着も半馬身差で松山弘平騎手騎乗の4番人気ダノンスコーピオン。

レース展開・総括

カジュフェイスが行き、速めの平均ペース

スタートで3番アルナシームが出遅れた。1番カジュフェイスが好スタートを切り、そのまま先頭に立って1馬身ほどのリードを奪った。2番手に2番セッカチケーン、4番セリフォスと7番ダノンスコーピオン、8番プルパレイが並んで好位へ。その後ろは12番トウシンマカオ、14番トゥードジボンだが、外から少しポジションを上げた。6番オタルエバーが続き、2馬身差のちょうど中団に9番ドウデュース。その直後から5番ヴィアドロローサ、アルナシーム、10番スプリットザシーがかたまって追走。1馬身差で11番ドーブネ。3馬身差で後方2番手から13番ジオグリフ。さらに3馬身切れて最後方から15番シンリミテスという隊列になった。

前半800m通過は46秒2でやや速い平均ペース。カジュフェイスはリードを1馬身とったまま3〜4コーナーの中間を通過。2番手には外めからトゥードジボンが上がり、3番手の外にトウシンマカオ、内にプルパレイがつけて4コーナーをカーブ。セリフォスは中団馬群にいて、やや外めに出して最後の直線に入った。

セリフォスとの競り合いを制す

カジュフェイスの内からプルパレイが襲い掛かり、さらに内からアルナシームもじわじわと末脚を伸ばしてきた。セリフォスも馬場の中ほどから追い出されると、グイグイと前に出てきた。トウシンマカオを差し切り、セリフォスが先頭に出たが、その外からドウデュースが追い上げてきた。残り200mからはセリフォスとドウデュースの激しい競り合いとなり、その後ろにいたダノンスコーピオンも食い下がる。この3頭の伸びが良く、最後はゴール前でグイと前に出たドウデュースが、セリフォスを競り落として先頭でゴールを駆け抜けた。

来年はクラシック戦線でも楽しみ

勝ったドウデュースは初めてのマイル戦で、ペースも比較的流れたが、中団でしっかりと流れに乗ると、最後はいい脚を繰り出した。1戦ごとに力をつけており、まだまだ成長の余地はありそうだ。来年はクラシック戦線にいっても楽しめそうだ。

また、鞍上の武豊騎手にとって、朝日杯フューチュリティSは待望の初勝利。JRAの平地G1完全制覇という前人未到の大偉業に向けて王手をかけた。残るはG1はホープフルS（2017年からG1に昇格）だけとなった。

【第73回 朝日杯フューチュリティステークス　成績表】

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【第73回 朝日杯フューチュリティステークス　払戻金】

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