フェブラリーステークス2023 過去10年の傾向(データ)｜G1特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
フェブラリーステークスを丸裸にしてみよう！

昨年は２番人気カフェファラオが抜け出して、フェブラリーＳ連覇を達成。２着に５番人気テイエムサウスダン、３着に４番人気ソダシが入った。

１）順当か波乱か、両極端な結果が目立つ

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【4.2.2.2】。一昨年のカフェファラオら最多の４勝をあげ、連対率60.0％・複勝率80.0％でトップだ。２番人気馬は【3.2.0.5】で17年ゴールドドリームら３勝。以下、３・４・16番人気馬が１勝ずつ。16番人気馬の勝利は14年コパノリッキー。20年にも16番人気ケイティブレイブが２着に激走。10番人気以下の好走は２頭のみだが、いずれも最低人気馬が連対している。

14年には16→２→１番人気の順で３連単94万9120年の波乱となった。３連単で10万円以上の配当は４回。一方、３連単で２万円未満の堅い決着も４回で、順当か波乱か、両極端な結果が目立つ。

２）根岸Ｓ・東海Ｓ組は前走勝ち馬に注目

前走レース別成績は、出走数が抜けて多い根岸Ｓ組が【3.2.3.49】。20年モズアスコットら３勝をあげるも、連対率8.8％・複勝率14.0％とやや低め。ただし、前走１着馬は【3.1.1.3】で、連対率50.0％・複勝率62.5％と優秀だ。この組の３着以内馬８頭はすべて前走で連対を果たしていた。

東海Ｓ組は【3.1.1.17】で19年インティら３勝をあげ、連対率18.2％・複勝率22.7％。なかでも前走１着馬は【3.0.1.4】で連対率37.5％・複勝率50.0％と高い。

また、チャンピオンズＣ組は【3.3.2.9】で近２年連覇のカフェファラオら３勝をあげ、連対率35.3％・複勝率47.1％と好相性だ。

３）前走1800ｍ組が過半数の７勝

前走距離別成績は、阪神開催時のジャパンカップダートを含む前走1800ｍ組が【7.4.4.34】。13年グレープブランデーら過半数の７勝をあげており、複勝率30.6％と優秀だ。これら距離短縮組が【7.8.6.62】で全３着以内馬30頭中21頭を占めており、複勝率25.3％と好成績をあげている。

対して、距離延長組は【3.2.3.61】で複勝率11.6％。３着以内馬８頭はすべて前走根岸Ｓ組だった。なお、前走1200ｍ組【0.0.0.4】、前走同距離の1600ｍ組【0.0.1.5】でともに連対馬が出ていない。

４）前走上がり２位以内の馬に注目

前走上がり順位別成績（中央）は、前走上がり１位だった馬が【1.1.3.10】。18年ノンコノユメが勝利し、複勝率33.3％と優秀だ。前走上がり２位の馬は【3.3.1.8】で19年インティら３勝をあげ、複勝率46.7％と非常に高い。これら前走上がり２位以内の馬に注目だ。

前走着順別成績では前走１着馬が【6.3.3.25】で過半数の６勝をあげ、複勝率32.4％と優秀だ。前走２着馬は【0.3.3.14】で勝ち星こそないものの、複勝率30.0％と前走１着馬に次いで高い。

【フェブラリーステークス過去10年】

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