第46回 エリザベス女王杯 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
エリザベス女王杯を丸裸にしてみよう！

昨年は１番人気ラッキーライラックが連覇を達成。２着には５番人気サラキア、３着には３番人気ラヴズオンリーユーが入った。

※昨年同様に今年も阪神競馬場で行われるが、京都開催を含めた2011年以降過去10年のデータを中心に分析する。

１）伏兵の連対に注意

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【2.3.2.3】。昨年のラッキーライラックら２勝をあげ、連対率50％・複勝率70％でトップ。３番人気馬が【4.0.2.4】で18年リスグラシューら最多の４勝をあげ、複勝率60％と高い。他では２・５・６・７番人気馬が１勝ずつ。２・３着馬に関しては、３着馬はすべて６番人気以内におさまっているが、２着馬は７番人気以下の伏兵が４頭と下位人気まで幅広く分布している。

配当面では、３連単で10万円以上は16年・17年の２回と少ないものの、６番人気以下が連対したのは７回と多い。伏兵馬の連対に注意したい。

２）４歳馬が過半数の６勝

年齢別成績は、４歳馬が【6.3.7.45】。15年マリアライトら過半数の６勝をあげ、連対率14.8％・複勝率26.2％。昨年は３着馬が該当しており、毎年１頭は３着以内に入っている。３歳馬は【2.4.2.32】で17年モズカッチャンら２勝をあげ、連対率15.0％・複勝率20.0％。これら３歳馬、４歳馬で全３着以内馬30頭中24頭を占めている。

５歳馬は【2.2.1.49】で12年レインボーダリアら２勝も、複勝率9.3％と３・４歳馬に差をつけられている。なお、６歳馬【0.1.0.13】、７歳以上【0.0.0.5】でともに勝ち星がなく、不振傾向にある。

３）府中牝馬Ｓ組は前走４着以下からの巻き返しに注意

前走レース別成績は出走数が最も多い府中牝馬Ｓ組が【4.5.4.47】。一昨年のラッキーライラックら最多の４勝をあげ、連対率15.0％・複勝率21.7％。この組の３着以内馬13頭中７頭は前走４着以下から巻き返していた。秋華賞組は【2.3.1.23】で17年モズカッチャンら２勝で、連対率17.2％と府中牝馬Ｓ組を上回っている。この組は前走３着以内馬が【2.3.0.9】で連対率・複勝率35.7％と優秀だ。

他ではオールカマー組が【2.1.0.4】で15年マリアライトら２勝をあげ、連対率・複勝率42.9％と好相性を示している。なお、前走Ｇ３組【0.0.0.9】、前走オープン特別組【0.0.0.16】、前走３勝クラス組【0.0.0.21】はいずれも好走馬が出ていない。

４）阪神芝2200ｍ戦は内の１・２枠優勢

今回舞台となる阪神芝2200ｍで行われた2016年以降・２勝クラス以上の全30レースの枠番別成績は、２枠に入った馬が【6.5.4.18】。連対率33.3％・複勝率45.5％でトップ。最内の１枠は【2.4.6.21】で複勝率36.4％と優秀だ。これら内の１・２枠に入った馬の複勝率が高い。

同コースで16年以降に施行された宝塚記念では、大外の８枠に入った馬が【4.0.1.9】で近６回中４回優勝馬が出ている。また、昨年のエリザベス女王杯でも大外の８枠18番に入ったラッキーライラックが勝利している。

【エリザベス女王杯過去10年】

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