第45回 エリザベス女王杯 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
エリザベス女王杯を丸裸にしてみよう！

昨年は３番人気ラッキーライラックが優勝。２着に７番人気クロコスミア、３着に１番人気ラヴズオンリーユーが入った。

１）近４年は７番人気以下の伏兵が連対

京都競馬場で行われた過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【1.3.3.3】。2011年スノーフェアリーの１勝のみで、連対率40％・複勝率70％。２番人気馬は【1.2.1.6】で13年メイショウマンボが勝利。以下、３番人気馬が昨年のラッキーライラックら最多の４勝、４・５・６・７番人気馬が１勝ずつ。

２・３着馬に関しては、２着馬は10頭中９頭が９番人気以内、３着馬は10頭すべて６番人気以内。ただ、近４年は続けて７番人気以下の伏兵が連対している。10番人気以下の好走は16年２着シングウィズジョイ（12番人気）のみと少ないものの、伏兵馬の激走には注意したい。

２）３歳馬、４歳馬が中心

年齢別成績は、４歳馬が【6.3.6.45】。昨年のラッキーライラックら過半数の６勝をあげ、連対率15.0％・複勝率25.0％。11年以降の近９年で毎年１頭は３着以内に入っている。３歳馬は【3.4.3.29】で17年モズカッチャンら３勝をあげ、連対率17.1％・複勝率25.6％とトップだ。これら３歳馬、４歳馬で全３着以内馬30頭中25頭を占めている。

５歳馬は【1.2.1.48】で12年レインボーダリアが勝利するも、複勝率7.7％と３・４歳馬に大きく差をつけられている。なお、６歳馬【0.1.0.14】、７歳以上【0.0.0.7】でともに勝ち星がなく、不振傾向にある。

３）府中牝馬Ｓ組は前走４着以下からの巻き返しに注意

前走レース別成績は出走数が最も多い府中牝馬Ｓ（Ｇ２昇格後）組が【4.4.3.45】。昨年のラッキーライラックら最多の４勝をあげ、連対率14.3％・複勝率19.6％。この組の３着以内馬11頭中６頭は前走４着以下から巻き返していた。秋華賞組は【2.3.2.20】で17年モズカッチャンら２勝で、複勝率25.9％と府中牝馬Ｓ組を上回っている。この組は前走３着以内馬が【2.3.1.9】で複勝率40.0％と優秀だ。

他ではオールカマー組が【2.1.0.3】で15年マリアライトら２勝をあげ、連対率・複勝率50.0％と好相性を示している。なお、前走Ｇ３組【0.0.0.17】、前走オープン特別組【0.0.0.12】、前走３勝クラス組【0.0.0.22】はいずれも好走馬が出ていない。

４）阪神芝2200ｍ戦は内の１・２枠優勢

今回舞台となる阪神芝2200ｍで行われた2015年以降・２勝クラス以上の全26レースの枠番別成績は、２枠に入った馬が【6.3.4.17】。最多の６勝をあげ、複勝率43.3％でトップ。最内の１枠は【2.3.7.17】で複勝率41.4％と高い。これら内の１・２枠に入った馬の複勝率が高い。

同コースで15年以降に施行された宝塚記念では、大外の８枠に入った馬が【5.0.1.8】で近６回中５回優勝馬が出ている。また、１枠【0.1.2.7】、２枠【1.1.1.7】でともに複勝率30.0％と好成績をおさめていた。

【エリザベス女王杯過去10年】

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