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G1特集 第45回 エリザベス女王杯G1特集 第45回 エリザベス女王杯

調教情報

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ラッキーライラック

前走後は放牧を挟んで10月9日に栗東へ帰厩。14日に時計を出し始め、今週にかけて10本の追い切りをこなしており、調教量は十分だ。ここ2週はWコースで僚馬と併せ、先週は助手を背に直線強めに追われて大きく先着。今週はルメール騎手を背に2頭を追走して4角で内から追いつくと、楽な手応えのままきっちり最先着した。ほぼ万全の仕上がりと見てよさそうだ。

ノームコア

前走後は放牧を挟んで10月22日に美浦へ帰厩。25日から今週にかけて週2本ずつ、計6本の追い切りをこなしており、調教量に問題はない。中間の追い切りはすべてWコースで、先週は助手を背に格下の僚馬と併せて併入も、手応えは明らかに劣勢。今週は助手を背に単走で1000m66秒台と強めの内容を消化した。確実に上向き傾向だが、完調時に比べると一歩手前という印象だ。

ラヴズオンリーユー

東京遠征帰りの中3週だが、先々週から3週続けてきちんと追い切りをこなしており、調整過程は順調と見ていい。ここ2週は坂井騎手を背に単走で、先週はWコースで内めを回ったとはいえ、1000m63秒台と速い時計を出して負荷をかける内容を消化。今週は坂路単走で軽めにとどめたが、楽な手応えでラスト200m11.9秒をマークした。現状の実力は出し切れる仕上がりだ。

 
センテリュオ

前走後は放牧を挟んでレースの約3週間半前に帰厩。10月25日から今週にかけて追い切りは坂路のみで5本、速い時計は2本のみだが、牧場での乗り込みを考慮すれば問題ない範囲だろう。今週は近走と同様、助手を背に馬の少ない時間帯での単走追い。珍しく力む場面も見られたが、ラスト200mは12.4秒としっかりまとめてきた。実力をきっちり出し切れる仕上がりだ。

サラキア

前走から中3週での出走は約2年ぶりとなるが、中間の追い切り本数は4本と同じも、内容は今回の方が強化されており、調整過程は意欲的といえる。先週は北村友騎手を背にWコース単走で、1000m65秒前後と速い時計を出してしっかり負荷をかけられた。今週は助手を背に坂路単走で走りやすい時間帯だったとはいえ、ほぼ馬なりで好時計をマークした。阪神の急坂が課題だが、状態面は万全だ。

その他の出走馬

ソフトフルートは前走の4日後には早くも坂路入りを再開。最終追い切りは前走時同様、火曜日に左回りのWコースで、助手を背に馬場の大外を回って軽快な動きを見せており、体調面に不安なし。リアアメリアは追い切りこそ軽め中心ながら乗り込み入念。レース1週間前に長めからの追い切りを消化し、今週は微調整程度だったが、動きに問題はなく、実力をきっちり出せる状態。ウインマリリンは先週の動きも良かったが、今週はオープン馬相手の併せ馬で抜群の動きを披露。現時点では間違いなく好状態で、前走で結果を出せなかった関西遠征さえ克服できれば。