第45回 エリザベス女王杯 レース結果回顧・払戻｜G�T特集

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レース結果

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ラッキーライラック、連覇達成でＧ１・４勝目！

第45回エリザベス女王杯はＣ.ルメール騎手騎乗の１番人気ラッキーライラックが中団より後ろの追走から外を回って追い上げると、最後の直線は残り200mで先頭に立ちその後は後続の追撃を振り切った。勝ち時計は2分10秒3（良）。鞍上のルメール騎手は2008年のリトルアマポーラ以来となるこのレース２勝目。本馬を管理する松永幹夫調教師は19年に続いてこのレース連覇となった。

２着はクビ差で北村友一騎手騎乗の５番人気サラキア。３着はクビ差でＭ.デムーロ騎手騎乗の３番人気ラヴズオンリーユー。

レース展開・総括

ノームコアがハナへ行き淀みないペースに

全馬ほぼ揃ってのスタート。横一線に広がった隊列から６番ノームコアが押し出されてハナへ。１〜２コーナーの中間では４馬身ほどのリードを取った。単独２番手に５番リアアメリア、１馬身差で12番ウインマリリン。その後ろは２番サムシングジャスト、17番エスポワール、４番ソフトフルート、１番シャドウディーヴァ、９番ウインマイティーと縦に並んだ隊列になった。

１馬身半差の中団に３番リュヌルージュ、16番ミスニューヨーク、７番ロサグラウカと11番ラヴズオンリーユー。直後に18番ラッキーライラックがつけ、その後ろは13番サラキア、15番ウラヌスチャーム、８番センテリュオ。１馬身差の後方２番手から14番サトノガーネット。１馬身差で最後方から10番カーロバンビーナという隊列になった。

前半1000m通過は59秒3で淀みないペース。ノームコアは５馬身ほどリードを取り３コーナーへ。リアアメリアが単独２番手。３〜４コーナーの中間あたりから中団より後ろの馬たちが動き出し、ラッキーライラックは外から手ごたえよく前へ進出した。

早めに抜け出してそのまま押し切る

ノームコアのリードは２馬身ほどに縮まり４コーナーをカーブ。大外からまくり気味にラッキーライラックが進出すると、最後の直線には２番手付近で入った。ノームコアの脚色がなくなり、ラチ沿いからはウインマリリンがジリジリと脚を伸ばした。リアアメリアも食い下がるが、ラッキーライラックの脚色が明らかに上。残り200mで同馬が先頭に立った。馬場の３分どころからさらに脚を伸ばしてゴールへ一直線。外からサラキアとラヴズオンリーユーが併せ馬で懸命に伸びてきたが、ラッキーライラックがこの追撃を押さえ切り先頭でゴールした。

鞍上の判断に馬が応えた

２番人気のノームコアが押し出されてハナへ行く意外な展開になった。結果的にはペースをあまり落とすことができず、後半は完全に末脚をなくしてしまった。一方、ラッキーライラックは序盤から中盤にかけてしっかりと脚を溜めることができた。少し早めのスパートにはなったが、力でねじ伏せてこのレース連覇を飾った。鞍上のルメール騎手の判断に馬がしっかりと応えた。

２着サラキアは最後の爆発力が素晴らしかった。近走の好成績が示す通り、充実著しい印象を受ける。

【第45回 エリザベス女王杯　成績表】

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【第45回 エリザベス女王杯　払戻金】

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