東京優駿（日本ダービー）2025 過去10年の傾向(データ)｜G1特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
東京優駿（日本ダービー）を丸裸にしてみよう！

昨年は９番人気ダノンデサイルが優勝。２着に１番人気ジャスティンミラノ、３着に７番人気シンエンペラーが入った。

１）波乱か順当か、両極端な結果に

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【2.3.2.3】。2020年コントレイルら２勝をあげており、連対率50.0％・複勝率70.0％。２番人気馬は【1.3.1.5】で17年レイデオロが優勝し、複勝率50.0％。以下、３・４番人気馬が各２勝、５・９・12番人気馬が１勝ずつ。昨年は９番人気ダノンデサイルが優勝。19年には12番人気ロジャーバローズが勝利し、人気薄の一発がある。

２着馬は上位５番人気以内におさまるも、３着馬は16番人気まで分布している。昨年は９→１→７番人気の順で決着。近７年続けて６番人気以下の伏兵が１頭は３着以内に入っている。配当面では18年に５→４→16番人気の順で３連単285万6300円の大波乱。これを含めて３連単で19万円以上が３回に対して、３万円未満は過半数の６回。波乱か順当か、両極端な結果が目立つ一戦だ。

２）皐月賞組は芝中距離の重賞勝利実績に注目

前走レース別成績は、出走数の半数以上を占める皐月賞組（昨年のダノンデサイルは除く）が【7.9.7.74】。一昨年のタスティエーラら７勝をあげており、連対率16.5％・複勝率23.7％。昨年は２・３着馬が該当しており、毎年２頭は３着以内に入っている。この組の３着以内馬23頭中19頭は前走皐月賞で上位５番人気以内に支持されていた。

また、皐月賞組は芝中距離の重賞実績に注目。３着以内馬23頭のうち、皐月賞を含めて過去に芝1800ｍ〜2000ｍの重賞を勝利した経験がある馬が18頭と大半を占めている。

３）別路線組は前走連対が必須

京都新聞杯組は【1.1.0.15】で19年ロジャーバローズが優勝。毎日杯組は【1.0.0.7】で21年シャフリヤール、京成杯組は【1.0.0.0】で昨年のダノンデサイルがそれぞれ優勝。ともに前走を勝利していた。トライアルの青葉賞組は【0.0.2.19】で、連対馬が出ていない。この組の３着馬２頭は前走青葉賞で上位２番人気以内に支持されていた。

他ではプリンシパルＳ組は【0.0.1.8】で、18年にコズミックフォースが16番人気で３着に激走している。なお、ＮＨＫマイルＣ組は【0.0.0.16】と不振傾向。皐月賞以外の組で３着以内に入った７頭はすべて前走で連対を果たしていた。

４）前走から継続騎乗馬＆馬番１番は要チェック

前走から騎手が継続騎乗か乗り替わりかの比較では、継続騎乗馬が【8.9.9.92】。15年ドゥラメンテら大半の８勝をあげ、複勝率22.0％。対して、乗り替わりの馬は【2.1.1.56】で、一昨年のタスティエーラら２勝。複勝率6.7％と低く、継続騎乗馬に差をつけられている。

また、馬番別成績では最内の１番が【1.2.1.6】。19年ロジャーバローズが勝利し、複勝率40.0％と高い。10頭中過半数の７頭が４着以内と要チェック。また、12番は【2.2.0.6】で複勝率40.0％と１番の馬に並んでいる。なお、２番と９番は【0.0.0.10】、16番は【0.0.0.9】で好走馬が出ていない。

【東京優駿（日本ダービー）過去10年】

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