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第93回日本ダービーは松山弘平騎手騎乗の1番人気ロブチェンが中団で追走し、直線は外に持ち出されるといい脚を繰り出し、最後は際どく差し切り優勝。皐月賞に続いてクラシック二冠を達成した。勝ち時計は2分22秒7(良)。鞍上の松山騎手、本馬を管理する杉山晴紀調教師ともにこのレースは初勝利となった。
2着はアタマ差でC.ルメール騎手騎乗の4番人気パントルナイーフ。3着は3/4馬身差で川田将雅騎手騎乗の11番人気バステール。
全馬ほぼ揃ったスタートを切った。7番メイショウハチコウが先頭で1コーナーをカーブした。1馬身差で2番手に11番リアライズシリウス。半馬身差で内に1番ライヒスアドラー。1馬身差で先団に12番アスクエジンバラと2番マテンロウゲイル。その後ろは18番エムズビギン、3番ケントン、13番パントルナイーフ。差がなく6番コンジェスタス、17番ロブチェン、16番グリーンエナジー、4番アルトラムス、15番フォルテアンジェロが中団。その後ろは8番ショウナンガルフ、14番ゴーイントゥスカイ、10番ジャスティンビスタ。1馬身差で後方2番手に9番アウダーシア。さらに最後方に5番バステールという隊列になった。
1000m通過は60秒7でスローペース。向正面直線の途中でバステールが一気にポジションを上げて2番手に取りついた。3コーナー手前でリアライズシリウスが先頭に立ち、2番手にバステール。3番手のインにメイショウハチコウが下がった。その他、後続の馬たちが続いて4コーナーを回った。
最後の直線に入り、リアライズシリウスは先頭だが、残り300m手前で苦しくなってしまい、替わりにメイショウハチコウとバステールが前に出た。馬場の真ん中からはパントルナイーフとロブチェンが併せ馬でグイグイと末脚を伸ばし、大外からはゴーイントゥスカイが飛んできた。
残り200mで単独先頭はバステール。そこにパントルナイーフとロブチェンがじわじわと襲い掛かり、ゴーイントゥスカイは強烈な伸び。この争いの中からパントルナイーフがわずかに出たところを、ゴール寸前でロブチェンが差し切り勝利。3着争いは際どくなり、内のバステールが大外のゴーイントゥスカイの追い上げをハナ差凌ぎ切った。
皐月賞馬ロブチェンが今回も1番人気に応えて、見事に勝利。皐月賞とは一転し、今回は中団の外で構えて末脚を伸ばすと、最後きっちりとパントルナイーフを交わして見せた。皐月賞と日本ダービーを制したのは2020年コントレイル以来の快挙。秋の菊花賞はクラシック三冠がかかる大一番となる。
惜敗したパントルナイーフだが、前走皐月賞14着から巻き返したのは立派。バステールは今回もスタートダッシュが鈍くて最後方からの追走だったが、向正面でポジションを上げたのが好判断。こちらも前走皐月賞11着から巻き返した形になった。