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東京優駿(日本ダービー)2026
血統分析

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青葉賞からダービー馬誕生へ、ゴーイントゥスカイに血統的魅力!

1)父SS系〜ヘイルトゥリーズン系が一応の中心

過去10年の結果を見ると、馬券圏内の7割を占めるのがサンデーサイレンス(SS)系、勝率が高いのはSS系以外のヘイルトゥリーズン系。ただしどちらも他を圧倒する数字というわけではなく、“それ以外の血統より安定している”程度に考えるべきだろう。

〇プラス評価……父SS系〜父ヘイルトゥリーズン系
 ●マイナス評価…父ナスルーラ系

【父馬の系統別成績(過去10年)】

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種牡馬系統 1着 2着 3着 4着以下 出走 勝率 連対率 複勝率
サンデーサイレンス系 7 8 6 83 104 6.7% 14.4% 20.2%
その他のヘイルトゥリーズン系 1 1 0 10 12 8.3% 16.7% 16.7%
ミスタープロスペクター系 1 1 2 36 40 2.5% 5.0% 10.0%
ノーザンダンサー系 1 0 1 17 19 5.3% 5.3% 10.5%
ナスルーラ系 0 0 1 1 2 0.0% 0.0% 50.0%
その他の系統 0 0 0 1 1 0.0% 0.0% 0.0%
【過去10年の連対馬の父と母父】

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日付 馬名 種牡馬 母父馬
2025.6.1 1 13 クロワデュノール キタサンブラック Cape Cross
2025.6.1 2 17 マスカレードボール ドゥラメンテ ディープインパクト
2024.5.28 1 5 ダノンデサイル エピファネイア Congrats
2024.5.28 2 15 ジャスティンミラノ キズナ Exceed And Excel
2023.5.28 1 12 タスティエーラ サトノクラウン マンハッタンカフェ
2023.5.28 2 5 ソールオリエンス キタサンブラック Motivator
2022.5.29 1 13 ドウデュース ハーツクライ Vindication
2022.5.29 2 18 イクイノックス キタサンブラック キングヘイロー
2021.5.30 1 10 シャフリヤール ディープインパクト Essence of Dubai
2021.5.30 2 1 エフフォーリア エピファネイア ハーツクライ
2020.5.31 1 5 コントレイル ディープインパクト Unbridled's Song
2020.5.31 2 12 サリオス ハーツクライ Lomitas
2019.5.26 1 1 ロジャーバローズ ディープインパクト Librettist
2019.5.26 2 7 ダノンキングリー ディープインパクト Storm Cat
2018.5.27 1 17 ワグネリアン ディープインパクト キングカメハメハ
2018.5.27 2 12 エポカドーロ オルフェーヴル フォーティナイナー
2017.5.28 1 12 レイデオロ キングカメハメハ シンボリクリスエス
2017.5.28 2 4 スワーヴリチャード ハーツクライ Unbridled's Song
2016.5.29 1 3 マカヒキ ディープインパクト フレンチデピュティ
2016.5.29 2 8 サトノダイヤモンド ディープインパクト Orpen
 
2)種牡馬には2400m適性と3歳春の完成度が必須

勝ち馬の父はディープインパクト(日本ダービー、ジャパンC)、キングカメハメハ(日本ダービー)、ハーツクライ(ドバイシーマクラシック)、サトノクラウン(香港ヴァーズ)、エピファネイア(ジャパンC)、キタサンブラック(ジャパンC)と2400mのG1勝ち馬ばかり。日本ダービーより前に重賞(できれば2000m以上)を勝っている種牡馬なら、さらに強調できる。

◎プラス評価……父が2400mのG1勝利
 ◎プラス評価……父が日本ダービー前に2000m以上の重賞勝利

3)母父ナスルーラ系の成績上々。母母父の特徴にも要注意

母父としての勝率はナスルーラ系がリード。馬券に絡んだ数ならノーザンダンサー系で、連対率も第2位ならマズマズだろう。また連対馬20頭中12頭の母父が海外種牡馬。母母父も16頭が海外種牡馬で、残り4頭は輸入種牡馬。勝ち馬10頭の母母父は、3頭がノーザンダンサー系、2頭がミスタープロスペクター系、4頭がマイナー系統となっている。

〇プラス評価……母父ナスルーラ系/母父ノーザンダンサー系
 〇プラス評価……母父が海外種牡馬/母母父が海外種牡馬か輸入種牡馬
 〇プラス評価……母母父がマイナー系統、ノーザンダンサー系、ミスタープロスペクター系

【母父の系統別成績(過去10年)】

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母父の系統 1着 2着 3着 4着以下 出走 勝率 連対率 複勝率
サンデーサイレンス系 1 2 3 37 43 2.3% 7.0% 14.0%
その他のヘイルトゥリーズン系 1 0 2 12 15 6.7% 6.7% 20.0%
ミスタープロスペクター系 2 2 1 26 31 6.5% 12.9% 16.1%
ノーザンダンサー系 3 6 1 54 64 4.7% 14.1% 15.6%
ナスルーラ系 3 0 1 12 16 18.8% 18.8% 25.0%
その他の系統 0 0 2 7 9 0.0% 0.0% 22.2%
4)母父のダート適性&マイル適性、母系のダート適性も重視したい

勝ち馬の母父にはダート1600〜1800mの重賞勝ち馬が多い。産駒にダートのマイルG1勝ち馬がいる種牡馬でもよさそうだ。これに該当しないLibrettist(ロジャーバローズの母父)とCape Cross(クロワデュノールの母父)は欧州で芝マイルのG1を勝っている。

コントレイルの祖母Folklore、シャフリヤールの母ドバイマジェスティ、ドウデュースの母ダストアンドダイヤモンズもダート重賞勝ち馬で、ダノンデサイルの母トップデサイルはダートG1で2着。ダート適性の高い母系なら勝機は増えそうだ。

◎プラス評価……母父がダートで活躍/母父の産駒がダートG1勝ち馬
 〇プラス評価……母父が欧州で芝マイルのG1を勝利
 〇プラス評価……母系にダート重賞勝ち馬がいる利

【勝ち馬の母父 ダートでの実績】

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勝ち馬 勝ち馬の母父 ダート1600〜1800m実績
マカヒキ フレンチデピュティ ジェロームH(G2)1着
レイデオロ シンボリクリスエス ※産駒にサクセスブロッケンなど
ワグネリアン キングカメハメハ ※産駒にホッコータルマエなど
ロジャーバローズ Librettist
コントレイル Unbridled's Song BCジュヴェナイル(G1)1着 など
シャフリヤール Essence of Dubai ノーフォークS(G2)1着など
ドウデュース Vindication BCジュヴェナイル(G1)1着など
タスティエーラ マンハッタンカフェ ※産駒にグレープブランデーなど
ダノンデサイル Congrats サンパスカルH(G2)1着
クロワデュノール Cape Cross
結論

ロブチェンの父はワールドプレミア、リアライズシリウスの父はポエティックフレアで、ともに2400mのG1勝ち鞍なし。より注目したいのは、2頭の種牡馬の子たちだ。

まずはコントレイル産駒。オセアニア系の血筋でダート色の薄いコンジェスタスより、狙うべきはゴーイントゥスカイだろう。母父はナスルーラ系Tapit(ダート1800mのG1勝ち馬)、四代母Too Chicが米ダートG1馬。青葉賞から日本ダービー馬が誕生する、歴史的瞬間を見られるかも知れない。

キタサンブラック産駒のバステールも、母父Aldebaran、四代母Hail Atlantisがいずれも米ダートG1馬で、母母父Common Groundsはネイティブダンサー系と侮れない1頭だ。