第22回 チャンピオンズカップ 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
チャンピオンズカップを丸裸にしてみよう！

昨年は４番人気チュウワウィザードが優勝。２着に３番人気ゴールドドリーム、３着に10番人気インティが入った。

※阪神ダート1800ｍで行われた2011〜13年のＪＣダートならびに近７年のチャンピオンズＣの過去10年を対象とする。

１）人気薄の激走に注意

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【2.3.1.4】。18年ルヴァンスレーヴら２勝をあげ、連対率50％・複勝率60％。２番人気馬は【2.0.1.7】で一昨年のクリソベリルら２勝も、複勝率30％と低め。対して、３番人気馬は【1.3.3.3】で13年ベルシャザールが勝利し、複勝率70％でトップだ。以下、６番人気馬が２勝、４・８・12番人気馬が１勝ずつ。12番人気馬は15年にサンビスタが勝利している。

２着馬は８番人気、３着馬も10番人気まで幅広く分布しており、人気薄の激走が目立っている。一昨年は上位３番人気以内で堅く決まったものの、14年以降のチャンピオンズＣでは一昨年を除いて毎年１頭は８番人気以下の馬が３着以内に入っている。人気薄の激走には注意が必要だ。

２）ＪＢＣクラシック組は前走４着以内

前走レース別で出走数が多いのはＪＢＣクラシック組、みやこＳ組、武蔵野Ｓ組の３レース。ＪＢＣクラシック組は【4.3.3.29】で昨年のチュウワウィザードら４勝をあげ、連対率17.9％・複勝率25.6％と３レース中で最も高い。

この組の前走着順別成績は、前走１着馬が【0.2.1.6】。勝ち馬が出ておらず、２・３着止まり。前走２着馬【1.1.1.5】、前走３着馬【2.0.1.5】、前走４着馬【1.0.0.4】で、前走２〜４着馬から勝ち馬が出ている。なお、前走５着以下は【0.0.0.9】と３着以内馬が出ていない。

３）マイルＣＳ南部杯組が好相性

みやこＳ組は【1.3.4.34】で12年ニホンピロアワーズが勝利し、連対率9.5％・複勝率19.0％。この組の３着以内馬８頭中６頭は前走で４着以内に入っていた。

武蔵野Ｓ組は【1.2.0.26】で13年ベルシャザールが勝利しており、連対率・複勝率10.3％。この組の連対馬３頭中２頭は前走で勝利をおさめていた。

その他のレースではマイルＣＳ南部杯組が【2.2.1.5】で18年ルヴァンスレーヴら２勝をあげ、連対率40％・複勝率50％と好相性。なお、前走芝のレースだった馬は【0.0.0.3】で３頭すべて着外に敗れている。

４）内の１・２枠が優勢

前走着順別成績では、前走４着以内だった馬が過去10年の３着以内馬30頭中24頭を占めている。なお、前走５着以下の馬は【1.2.3.48】で、勝利したのは17年ゴールドドリーム（前走５着）だけだった。

また、近７年のチャンピオンズＣにおける枠番別成績は、１枠【0.2.2.8】で複勝率33.3％、２枠【2.2.1.9】で複勝率35.7％。内枠の１・２枠に入った馬の複勝率が高い。勝ち馬７頭は２〜６枠から出ている。なお、大外の８枠は【0.0.0.13】と不振だ。

【チャンピオンズカップ過去10年】

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