第21回 チャンピオンズカップ 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
チャンピオンズカップを丸裸にしてみよう！

昨年は２番人気クリソベリルが勝利。２着に１番人気ゴールドドリーム、３着に３番人気インティが入った。

※阪神ダート1800ｍで行われた2010〜13年のＪＣダートならびに近６年のチャンピオンズＣの過去10年を対象とする。

１）人気薄の激走に注意

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【3.3.1.3】。一昨年のルヴァンスレーヴら最多の３勝をあげ、連対率60％・複勝率70％でトップだ。２番人気馬は【2.0.1.7】で昨年のクリソベリルら２勝も、複勝率30％と低め。対して、３番人気馬は【1.2.3.4】で13年ベルシャザールが勝利し、複勝率60％と１番人気馬に次いで高い。以下、６番人気馬が２勝、８・12番人気馬が１勝ずつ。12番人気馬は15年にサンビスタが勝利している。

２着馬は８番人気、３着馬も11番人気まで幅広く分布しており、人気薄の激走が目立っている。昨年こそ２→１→３番人気で堅く決まったものの、14年〜一昨年までのチャンピオンズＣで毎年１頭は８番人気以下の馬が３着以内に入っていた。人気薄の激走には注意が必要だ。

２）ＪＢＣクラシック１着馬は勝ち星なし

前走レース別で出走数が多いのはＪＢＣクラシック組・みやこＳ組・武蔵野Ｓ組の３レース。ＪＢＣクラシック組は【3.3.4.31】で16年サウンドトゥルーら３勝をあげ、連対率14.6％・複勝率24.4％と３レース中で最も高い。

この組の前走着順別成績は、前走１着馬が【0.2.1.5】。勝ち馬が出ておらず、２・３着止まり。前走２着馬【1.1.1.5】、前走３着馬【1.0.2.5】、前走４着馬【1.0.0.5】で、前走２〜４着馬から勝ち馬が出ている。なお、前走５着以下は【0.0.0.11】と苦戦傾向にある。

３）武蔵野Ｓ組１着馬が好成績

みやこＳ組は【2.3.4.35】で12年ニホンピロアワーズら２勝で、連対率11.4％・複勝率20.5％。この組の３着以内馬９頭中７頭は前走で４着以内に入っていた。

武蔵野Ｓ組は【1.3.0.24】で13年ベルシャザールが勝利しており、連対率・複勝率14.3％。この組は前走１着馬に注目。前走で勝利した馬は【1.2.0.4】で連対率・複勝率42.9％と優秀だ。

その他のレースではマイルＣＳ南部杯組が【2.1.0.4】で一昨年のルヴァンスレーヴら２勝をあげ、連対率・複勝率42.9％と好相性。連対馬３頭はいずれも前走を含むその年のダート1600ｍのＧ１で勝利していた。なお、シリウスＳ組は【0.0.0.4】で３着以内馬が出ていない。

４）内の１・２枠が優勢

前走着順別成績では、前走４着以内だった馬が過去10年の３着以内馬30頭中26頭を占めている。なお、前走５着以下の馬は【1.1.2.53】で、勝利したのは17年ゴールドドリーム（前走５着）だけだった。

また、近６年のチャンピオンズＣにおける枠番別成績は、１枠【0.1.2.7】で複勝率30.0％、２枠【2.2.1.7】で複勝率41.7％。内枠の１・２枠に入った馬の複勝率が高い。勝ち馬６頭は２〜５枠から出ている。なお、大外の８枠【0.0.0.11】で不振だ。

【チャンピオンズカップ過去10年】

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