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指数分析

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【出走予定馬のZIと過去5走の補正タイム】

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馬名 ZI 1走前 2走前 3走前 4走前 5走前
タスティエーラ 126 90 88 85 79 71
ソールオリエンス 121 87 85 88 87 74
ハーパー 121 92 85 79 76 72
スルーセブンシーズ 120 海外 99 92 83 82
タイトルホルダー 120 90 94 中止 102 83
ヒートオンビート 120 92 85 93 83 89
アイアンバローズ 118 93 81 77 81 ダート
ドウデュース 118 94 87 取消 95 海外
スターズオンアース 117 95 95 98 89 87
プラダリア 117 95 87 95 90 89
ジャスティンパレス 115 97 97 99 94 89
ホウオウエミーズ 115 89 84 87 85 82
ライラック 113 91 91 84 87 87
ディープボンド 107 85 94 95 95 89
シャフリヤール 98 海外 62 海外 97 91
ウインマリリン 96 海外 88 70 海外 海外

フルゲート16頭。他にも登録馬あり(12/18時点)。

 
1)ZIのトップはタスティエーラ

ZIのトップは126でタスティエーラ。例年のトップに比べると数値自体は低い印象だが、2位のソールオリエンスやハーパーとの指数差は5と大きい。4位は120でスルーセブンシーズ、タイトルホルダー、ヒートオンビートの3頭が並んだ。

2)補正タイムのトップはタイトルホルダー

補正タイムのトップはタイトルホルダー。4走前の日経賞でマークした指数102が非常に高い。ただ、この時は極度の不良馬場だった。良馬場でも強さを発揮できるが、嵌まった時とそうでない時のパフォーマンスにかなり差がタイプだ。

3)古馬はスルーセブンシーズとジャスティンパレス

スルーセブンシーズの2走前(宝塚記念2着)とジャスティンパレスの3走前(天皇賞・春1着)の指数がともに99。イクイノックスが引退した今、古馬でトップクラスの実力を持つのがこの2頭。チャンスは十分あると言えるだろう。

4)タスティエーラとソールオリエンスも有力

タスティエーラとソールオリエンスは古馬に比べると補正タイムが低い。しかし、古馬との対戦がない3歳馬の指数が低いのは仕方がなく、ZIが上位なので有力とみたい。ちなみに今年の菊花賞を制したドゥレッツァの指数は優秀で、20年コントレイル、21年タイトルホルダーと並んで過去10年でトップタイだ。

<用語解説>
ZI(ゼットアイ)

前走着順、人気、着差等を簡単に指数化したもの。基本的にこの指数が高いと上位人気に支持される傾向がある。ZI最高値をマークしている馬は連対率が高く、特に2番目の馬より5以上の差をつけている場合、特別な理由(休み明け、前走と大きく異なる条件など)がない限り、信頼できる。ただし、ZI最高値が115以下の場合は混戦と考えられる。

補正タイム

基準タイム(そのレースの平均的な勝ちタイム)とその馬の走破タイムをもとに、異なる距離やクラスでも簡単に比較できるようにした指数。スピード指数のようなイメージで、指数が高いほど、時計的な価値があると考えられる。