有馬記念2025 過去10年の傾向(データ)｜G1特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
有馬記念を丸裸にしてみよう！

昨年は５番人気レガレイラが優勝。２着に10番人気シャフリヤール、３着に２番人気ダノンデサイルが入った。

１）１番人気馬が半数の５勝

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【5.1.0.4】。2022年イクイノックスら半数の５勝をあげ、連対率・複勝率60.0％。２番人気馬は【2.1.3.4】で一昨年のドウデュースら２勝をあげ、複勝率60.0％で１番人気馬に並んでいる。３番人気馬は【1.1.3.5】で複勝率50.0％。以下、５・８番人気馬が１勝ずつあげている。

２着馬は11番人気、３着馬は９番人気まで幅広く分布。過去10年中６年で７番人気以下の伏兵が１頭ずつ３着以内に激走している。３連単の配当はすべて20万円未満と大波乱こそないものの、上位人気馬が勝利して２・３着に人気薄が入るヒモ荒れとなるケースがある。

２）３歳馬が好成績

年齢別成績は、３歳馬が【5.2.3.16】。昨年のレガレイラら最多の５勝をあげ、連対率26.9％・複勝率38.5％でトップだ。３着以内馬10頭はすべて６番人気以内に支持されていた。４歳馬は【3.5.1.34】で一昨年のドウデュースら３勝をあげ、複勝率20.9％。出走数最多の５歳馬は【2.2.5.44】で17年キタサンブラックら２勝をあげ、複勝率17.0％。勝ち馬はすべて３〜５歳馬から出ている。

６歳馬は【0.1.1.20】で、２・３着１回ずつ。なお、７歳以上は【0.0.0.15】ですべて着外に敗れている。

３）ジャパンＣ組は前走５着以内

前走レース別成績では、出走数が抜けて多いジャパンＣ組が【2.3.4.41】。一昨年のドウデュースら２勝をあげ、連対率10.0％・複勝率18.0％。この組は前走ジャパンＣで５着以内だった馬が【2.3.4.10】で複勝率47.4％と優秀だ。このうち前走１着馬が【0.1.1.2】で勝ち星がなく、前走２着馬は【0.0.0.3】と不振。前走３着馬【1.1.0.2】、前走４着馬【1.0.2.1】、前走５着馬【0.1.1.2】あたりの好走が目立つ。

天皇賞（秋）組が【3.2.1.12】。20年クロノジェネシスら３勝をあげ、連対率27.8％・複勝率33.3％。この組の好走馬６頭中５頭は前走天皇賞で３着以内だった。

菊花賞組は【2.1.3.10】で18年ブラストワンピースら２勝をあげ、連対率18.8％・複勝率37.5％。前走菊花賞１着馬は【1.0.2.2】で複勝率60.0％と好相性だ。アルゼンチン共和国杯組は【1.0.0.8】で15年ゴールドアクターが優勝。なお、前走海外レースだった馬は【1.2.1.10】で19年リスグラシュー（前走コックスプレート１着）が勝利し、複勝率28.6％となっている。

４）優勝馬は馬番２番、５〜11番から

過去10年フルゲート16頭（昨年のドウデュースは出走取消）で行われている有馬記念。馬番別成績で優勝馬は２番、５〜11番から出ている。２勝をあげているのが８番【2.0.0.8】と９番【2.1.0.7】で、９番は連対率30.0％でトップ。12〜16番は３着以内馬が出ていない馬番こそないものの、複勝率では16番の20.0％を除いて、いずれも10.0％に終わっている。

また、前走から騎手が継続騎乗か乗り替わりかの比較では継続騎乗の馬が【8.5.6.71】で複勝率21.1％、乗り替わり【2.6.5.58】で同15.9％。勝利数では継続騎乗の馬が８勝と大半を占めている。

【有馬記念過去10年】

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