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G1特集 第63回 有馬記念G1特集 第63回 有馬記念

調教情報

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レイデオロ

前走後は放牧を挟んで11月28日に美浦へ帰厩。30日に初時計を出してからは軽め中心とはいえ10本以上の追い切りをこなしており、調教量は十分だ。ここ2週はルメール騎手を背にWコース併せ馬で、先週は先行させた僚馬相手に楽な手応えで併入。今週は3頭併せの最内を通り、強く追われることもなく余裕十分に併入した。万全の仕上がりと見てよさそうだ。

キセキ

前走時と同様にレースの1週間後に坂路入りを再開してきちんと乗り込まれており、調整過程は順調だ。ここ2週はいつもと同じく助手を背にWコースの大外を回っての単走追いで、先週は終始馬なりのまま軽快な動きを披露。今週はゴール過ぎに軽く追われた程度だったが、素軽い走りを見せていた。今秋4戦目だが、高いレベルでの好状態を保てている。

モズカッチャン

前走後も自厩舎できちんと乗り込まれ、12月に入ってからは週2本ずつ、合計6本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は助手を背に坂路単走で、先週は終い一杯に追われて800m52.3秒、ラスト200m12.3秒とこの馬としては速い時計をマーク。今週は抑えて進んで終いだけ馬任せという内容で、動きはしっかりしていた。実力をきっちり出し切れる仕上がりだ。

ブラストワンピース

前走後は放牧を挟んで11月29日に美浦へ帰厩。12月に入ってからは週2本ずつ、合計6本の追い切りをこなしており、調整過程は順調と見ていい。ここ2週は池添騎手を背にWコースでオープン馬を追走する形で、先週は長めから追われて併入としっかり負荷をかけられた。今週はラスト800mから加速し、直線一杯に追われて併入した。動きも悪くなく、実力を発揮できる仕上がりだ。

シュヴァルグラン

前走から中3週で再度の関東遠征を控えているが、先々週から3週続けてきちんと追い切られており、調整過程は極めて順調だ。先週は助手を背にWコース3頭併せで、かなり内を回っていたとはいえ貫録の最先着。今週はボウマン騎手を背に坂路で格下馬と併せ、相手は余裕残しの手応えだったとはいえきっちり先着した。この馬としては時計も悪くなく、この秋一番の好状態だ。

ミッキーロケット

筋肉痛でジャパンCを回避する誤算はあったが、11月末からは休みなく乗り込まれており、調整過程に問題はないと見ていい。ここ2週は坂路で僚馬と併せ、先週は助手を背に一杯に追われて調教駆けする相手に劣勢も、時計的には合格点。今週はマーフィー騎手を背に終い追われて併走相手を突き放して800m50.8秒の好時計が出た。前走時とほぼ変わりない状態だ。

パフォーマプロミス

前走後は放牧を挟んで11月下旬に栗東へ帰厩。12月に入って軽めのものを含めると10本近い追い切りをこなしており、意欲的な調整過程といえる。ここ2週はWコースで追われ、先週はC.デムーロ騎手を背に併せ馬できっちり先着。今週は北村友騎手を背に単走で、外目を回って1000m66秒台、直線も余裕残しの手応えで軽快な末脚を見せた。状態面は万全と見てよさそうだ。

オジュウチョウサン

前走後は放牧を挟んで11月21日に美浦へ帰厩。12月に入ってから徐々に調教を強化し、先々週からは3週続けて石神騎手を背にWコースで併せ馬をこなしており、調整過程は順調だ。先週は終い追い出されると鋭い反応を見せて併走馬を置き去りにする好調教を披露。今週も格下馬を追走する形から、直線追われてきっちり伸びて併入した。万全の状態に仕上がっている。

その他の出走馬

サトノダイヤモンドはWコースで2週続けて意欲的な併せ馬を消化し、動きもまずまずで状態面は近走と変わりなし。ミッキースワローは横山典騎手を背にWコースで2週続けて併せ馬をこなし、動きも悪くなく実力を出し切れる仕上がり。クリンチャーは坂路で福永騎手を背に単走で追われ、馬場の荒れ始めた時間帯ながら軽快な動きを見せており、海外帰りでも状態面に不安はない。