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G1特集 天皇賞(秋)2023G1特集 天皇賞(秋)2023

指数分析

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【出走予定馬のZIと過去5走の補正タイム】

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馬名 ZI 1走前 2走前 3走前 4走前 5走前
イクイノックス 140 99 海外 100 97 89
ドウデュース 133 取消 95 海外 海外 89
プログノーシス 133 95 海外 93 85 84
ジャスティンパレス 128 97 99 94 89 88
ジャックドール 122 78 93 98 海外 94
ガイアフォース 118 92 94 92 89 73
ダノンベルーガ 113 82 海外 92 95 85
ヒシイグアス 113 82 92 95 98 93
ノースブリッジ 109 91 91 94 88 88
アドマイヤハダル 107 93 88 88 86 77
エヒト 93 86 92 82 海外 93
アサマノイタズラ 86 76 74 86 84 90
 
1)ZIはダントツでイクイノックス

ZIのトップは本競走連覇を狙うイクイノックス。指数の140はなかなか見ない数字だ。2位は133でドウデュースとプログノーシスが並んだ。4位は128でジャスティンパレスとなった。

2)補正タイムのトップもイクイノックス

補正タイムのトップもイクイノックス。3走前の有馬記念(1着)でマークした指数100が最も高い。4走前にあたる昨年の本競走(1着)の指数は97で意外と高くなかったが、心配する必要はないだろう。目下、国内外のG1を4連勝中。手ごわそうなメンバーは揃ったものの、王者として迎え撃つ。

3)大阪杯1着のジャックドールはリベンジを狙う

レースが良馬場で行われれば、速い時計の決着は必至。淀みないペースを追走し、なおかつ速い上がりが要求されるので芝1600〜2000mの実績があると有利に働きやすい。今年の大阪杯1着のジャックドール(98)にとっては走り慣れた距離。昨年の本競走は4着に終わったが、今年はリベンジを狙う。

4)プログノーシスは好ステップ

プログノーシスは前走札幌記念を4馬身差で圧勝。指数95はこの中で目立たないが、同レースとしては十分という評価。2018年はサングレーザーが札幌記念1着→天皇賞(秋)2着と好走。22年はパンサラッサが札幌記念2着→天皇賞(秋)2着の実績を残しており、有力なローテーションだ。

<用語解説>
ZI(ゼットアイ)

前走着順、人気、着差等を簡単に指数化したもの。基本的にこの指数が高いと上位人気に支持される傾向がある。ZI最高値をマークしている馬は連対率が高く、特に2番目の馬より5以上の差をつけている場合、特別な理由(休み明け、前走と大きく異なる条件など)がない限り、信頼できる。ただし、ZI最高値が115以下の場合は混戦と考えられる。

補正タイム

基準タイム(そのレースの平均的な勝ちタイム)とその馬の走破タイムをもとに、異なる距離やクラスでも簡単に比較できるようにした指数。スピード指数のようなイメージで、指数が高いほど、時計的な価値があると考えられる。