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天皇賞(秋)2025
レース結果回顧・払戻

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マスカレードボール、得意の東京芝でG1初制覇!

第172回天皇賞(秋)はC.ルメール騎手騎乗の1番人気マスカレードボールが中団で追走し、直線の追い比べから抜け出して優勝。G1初制覇を飾った。勝ち時計は1分58秒6(良)。鞍上のルメール騎手は18年レイデオロ、19年・20年のアーモンドアイ、22年・23年のイクイノックスに続き、このレース6勝目。本馬を管理する手塚貴久調教師はこのレース初勝利となった。

2着は3/4馬身差でC.デムーロ騎手騎乗の3番人気ミュージアムマイル。3着はクビ差で団野大成騎手騎乗の8番人気ジャスティンパレス。

レース展開・総括

メイショウタバルが行くが超スローペース

スタートで出遅れた馬はいなかった。13番メイショウタバルが2コーナーで先頭に立って向正面直線に入った。1馬身半差の2番手に8番ホウオウビスケッツ。半馬身差の3番手に1番コスモキュランダ。外目に10番エコロヴァルツ。3番ジャスティンパレスが早目の5番手で、外に並んで5番タスティエーラ。1馬身差で中団に14番クイーンズウォーク。直後に7番マスカレードボール、並んで内に4番ソールオリエンス。12番セイウンハーデスが続き、9番ミュージアムマイルと2番アーバンシック。1馬身半差で後方に6番ブレイディヴェーグ。差がなく最後方に11番シランケドという隊列になった。

1000m通過は62秒0という超スローペース。メイショウタバルが1馬身のリードを保ち、淡々とした流れに持ち込んだ。それでも後方にかけては隊列がやや縦長。隊列の順番はあまり動きがないまま4コーナーを過ぎ、各馬手ごたえ十分で最後の直線に入った。

馬場の真ん中を通り突き抜けたマスカレードボール

先頭のメイショウタバルに対し、タスティエーラが反応良く差を詰めにかかった。その後ろからはマスカレードボール。外に並んでクイーンズウォーク。後ろからはミュージアムマイルが末脚を伸ばしてきた。残り200mでメイショウタバルを捕らえてタスティエーラが一旦先頭に立った。しかし、すぐさま外からマスカレードボールが鋭い末脚で交わしにかかった。メイショウタバルはタスティエーラを内から交わして盛り返し、馬群の間からはジャスティンパレス、その外からはミュージアムマイルが飛んできた。

先頭に立ったマスカレードボールがそのまま勢いよくゴール。2着にはミュージアムマイルが入り、3着にはジャスティンパレスが食い込んだ。

究極の上がり勝負で3歳牡馬がワン・ツーを果たす

先頭がメイショウタバル、2番手にホウオウビスケッツと隊列がすぐに決まったこともあり、ペースがかなり遅くなった。その分、レースの上がり4ハロン44秒4、3ハロン32秒9という究極の末脚比べになった。1番人気に支持されたマスカレードボールは今年の共同通信杯に続く、重賞2勝目。得意の東京芝コースでG1初制覇を飾った。2着も3歳牡馬のミュージアムマイル。距離2000mで皐月賞馬の地力を見せたと言えるだろう。

なお、メンバー中最速の上がりをマークしたのは4着シランケド。直線でかなり外を回りながら31秒7という物凄い決め手を繰り出した。勝ち馬とも0.2秒差だっただけに展開に泣かされた印象だ。

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