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G1特集 天皇賞(秋)2023G1特集 天皇賞(秋)2023

血統分析

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もっともプラス要素の多いアドマイヤハダルが大穴候補!

1)アタマはヘイルトゥリーズン系かミスタープロスペクター系

過去10年で勝率が高いのはサンデーサイレンス(SS)系以外のヘイルトゥリーズン系とミスタープロスペクター系。この2系統がアタマ候補だ。勝率は低いものの10年連続連対中のSS系は連軸向きだろう。

◎プラス評価……父SS系以外のヘイルトゥリーズン系/父ミスタープロスペクター系
 ●マイナス評価…父ノーザンダンサー系/父ナスルーラ系

【父馬の系統別成績(過去10年)】

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種牡馬系統 1着 2着 3着 出走 勝率 連対率 複勝率
ミスタープロスペクター系 4 1 2 32 12.5% 15.6% 21.9%
サンデーサイレンス系 4 8 6 96 4.2% 12.5% 18.8%
その他のヘイルトゥリーズン系 2 0 0 6 33.3% 33.3% 33.3%
ノーザンダンサー系 0 1 1 14 0.0% 7.1% 14.3%
ナスルーラ系 0 0 1 8 0.0% 0.0% 12.5%
【過去10年の連対馬の父と母父】

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日付 馬名 種牡馬 母父馬
2022.10.30 1 7 イクイノックス キタサンブラック キングヘイロー
2022.10.30 2 3 パンサラッサ ロードカナロア Montjeu
2021.10.31 1 5 エフフォーリア エピファネイア ハーツクライ
2021.10.31 2 1 コントレイル ディープインパクト Unbridled's Song
2020.11.1 1 9 アーモンドアイ ロードカナロア サンデーサイレンス
2020.11.1 2 6 フィエールマン ディープインパクト Green Tune
2019.10.27 1 2 アーモンドアイ ロードカナロア サンデーサイレンス
2019.10.27 2 9 ダノンプレミアム ディープインパクト Intikhab
2018.10.28 1 4 レイデオロ キングカメハメハ シンボリクリスエス
2018.10.28 2 9 サングレーザー ディープインパクト Deputy Minister
2017.10.29 1 7 キタサンブラック ブラックタイド サクラバクシンオー
2017.10.29 2 2 サトノクラウン Marju Rossini
2016.10.30 1 8 モーリス スクリーンヒーロー カーネギー
2016.10.30 2 12 リアルスティール ディープインパクト Storm Cat
2015.11.1 1 8 ラブリーデイ キングカメハメハ ダンスインザダーク
2015.11.1 2 14 ステファノス ディープインパクト クロフネ
2014.11.2 1 4 スピルバーグ ディープインパクト Lycius
2014.11.2 2 1 ジェンティルドンナ ディープインパクト Bertolini
2013.10.27 1 7 ジャスタウェイ ハーツクライ Wild Again
2013.10.27 2 9 ジェンティルドンナ ディープインパクト Bertolini
 
2)母父はSS系が一応の主軸。母父ノーザンダンサー系は惜敗続き

さまざまな母父系統が勝ち馬を出しているが、一応は4勝・勝率12.5%のSS系が主軸か。馬券によく絡むのは母父ノーザンダンサー系。ただし2着惜敗が多い。

○プラス評価……母父SS系

【母父の系統別成績(過去10年)】

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母父の系統 1着 2着 3着 出走 勝率 連対率 複勝率
ミスタープロスペクター系 1 2 0 28 3.6% 10.7% 10.7%
サンデーサイレンス系 4 0 2 32 12.5% 12.5% 18.8%
その他のヘイルトゥリーズン系 1 1 0 11 9.1% 18.2% 18.2%
ノーザンダンサー系 2 7 3 52 3.8% 17.3% 23.1%
ナスルーラ系 1 0 3 21 4.8% 4.8% 19.0%
その他の系統 1 0 2 13 7.7% 7.7% 23.1%
3)父に芝2400mか1600mのG1勝ち鞍が欲しい。母父は3タイプが有力

勝ち馬の父に芝2400mG1の勝ち鞍があれば強調材料。マイルG1勝ち馬の産駒も有力だ。勝ち馬の母父は長距離型、北米ダート型、スプリンターに大別される。

◎プラス評価……父に芝2400mG1の勝ち鞍がある
 〇プラス評価……父がマイルG1勝ち馬
 〇プラス評価……母父が長距離G1、北米ダートG1、1200mG1の勝ち馬

【勝ち馬(過去10年)の父と母父 主なG1勝ち鞍】

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勝ち馬 勝ち馬の父 主なG1勝ち鞍 勝ち馬の母父 主なG1勝ち鞍
ジャスタウェイ ハーツクライ ドバイ
  シーマクラシック
Wild Again 米BCクラシック
(ダ2000m)
スピルバーグ ディープインパクト 日本ダービー
/ジャパンC
Lycius ミドルパークS
(1200m)
ラブリーデイ キングカメハメハ NHKマイルC
/日本ダービー
ダンスインザダーク 菊花賞
モーリス スクリーンヒーロー ジャパンC カーネギー 凱旋門賞
キタサンブラック ブラックタイド (スプリングS) サクラバクシンオー スプリンターズS
レイデオロ キングカメハメハ NHKマイルC
/日本ダービー
シンボリクリスエス 天皇賞(秋)
/有馬記念
アーモンドアイ ロードカナロア 安田記念
/香港スプリント
サンデーサイレンス 米BCクラシック
(ダ2000m)
エフフォーリア エピファネイア 菊花賞
/ジャパンC
ハーツクライ ドバイ
  シーマクラシック
イクイノックス キタサンブラック 菊花賞
/ジャパンC
キングヘイロー 高松宮記念
4)母系には一定レベル以上の潜在能力が必要

アーモンドアイの母はエリザベス女王杯勝ち馬フサイチパンドラ。ジャスタウェイの祖母はCCAオークス、エフフォーリアの曾祖母は愛1000ギニーを勝っている。スピルバーグの母系からはLyphard、レイデオロの母系からはディープインパクトが出た。母系が超一流である必要はないが、一定以上のレベルであることは大切だ。

◎プラス評価……母〜四代母が重賞ウィナー
 〇プラス評価……母系から大種牡馬が出ている

結論

連覇を目指すイクイノックスだが、父がSS系、母父がノーザンダンサー系なので取りこぼしも考えられる。ジャスティンパレスなど他のSS系出身馬も同様だ。

母系が優秀なスターズオンアースの回避は残念だが、アドマイヤハダルは父がアーモンドアイと同じロードカナロア、母父が芝2400mG1勝ちのあるSS系ディープインパクト、曾祖母が重賞ウィナー。もっともプラス要素の多い血統で大穴候補だ。

【アドマイヤハダルの血統表】

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ロードカナロア
  Lord Kanaloa
  2008年 鹿毛
  (新ひだか町)
キングカメハメハ
  King Kamehameha
  2001年 鹿毛(早来町)
Kingmambo
1990年(米)
Mr.Prospector Raise a Native
Gold Digger
Miesque Nureyev
Pasadoble
*マンファス
1991年 黒鹿(愛)
Last Tycoon Try My Best
Mill Princess
Pilot Bird Blakeney
The Dancer
レディブラッサム
  Lady Blossom
  1996年 鹿毛(千歳市)
Storm Cat
1983年 (米)
Storm Bird Northern Dancer
South Ocean
アドマイヤハダル
  Admire Hadar(JPN)
  牡 5歳
  父10歳・母10歳時産駒
  2018年 鹿毛(安平町)
Terlingua Secretariat
Crimson Saint
*サラトガデュー
1989年 鹿毛(米)
Cormorant His Majesty
Song Sparrow
Super Luna In Reality
Alada
ディープインパクト
  Deep Impact
  2002年 鹿毛(早来町)
*サンデーサイレンス
1986年 青鹿(米)
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
*ウインドインハーヘア
1991年 鹿毛(愛)
Alzao Lyphard
Lady Rebecca
スウェアトウショウ
  Swear Tosho
  2008年 鹿毛
  (新ひだか町)
Burghclere Busted
Highclere
タバサトウショウ
  Tabatha Tosho
  1993年 鹿毛(静内町)
*ダンシングブレーヴ
1983年 鹿毛(米)
Lyphard Northern Dancer
Goofed
Navajo Princess Drone
Olmec
サマンサトウショウ
1985年 黒鹿(静内町)
トウシヨウボーイ *テスコボーイ
*ソシアル
  バターフライ
マーブルトウシヨウ ダンデイルート
チヤイナトウシヨウ