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G1特集 第164回 天皇賞(秋)G1特集 第164回 天皇賞(秋)

調教情報

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グランアレグリア

放牧先から9月29日に美浦へ帰厩。翌日から休みなく乗り込まれ、ここ2週のルメール騎手を背にしたWコースでの併せ馬に加え、坂路で800m60秒を切る時計を17本も出しており、調教量は十分だ。今週はオープン馬をかなり後ろから追走して4角で内から追いつき、直線半ばから強めに追われてきっちり先着した。喉の手術の影響も感じられず、中2週だった前走時より状態は良い。

コントレイル

放牧先から9月28日に栗東へ帰厩。翌日から坂路入りを再開し、10月13日から今週にかけて3週続けて強めの追い切りをこなしており、調教量に不足はない。先週は福永騎手を背にWコースで3頭併せの最内に入り、ラスト200でオープン馬2頭を突き放す圧巻の動きを披露。今週は助手を背に終い軽く追われて、800m51.7秒の好時計をマークした。休み明けでもほぼ万全の仕上がりだ。

エフフォーリア

放牧先から9月30日に美浦へ帰厩。10月3日から日曜坂路、水曜Wコースのメニューで週2本ずつ、計8本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は横山武騎手を背に僚馬2頭の真ん中に入る形で、先週はゴール前から1角まで追われる時計以上の内容を消化。今週はほぼ馬なりのまま2頭を抜き去る素軽い動きを見せた。現時点での実力はきっちり出し切れる仕上がりだ。

 
カレンブーケドール

放牧先から9月22日に美浦へ帰厩。近2走と同様に今回も追い切りは坂路のみだが、9月末から5週続けて800m54秒を切る時計を出しており、調教量に問題はない。ここ2週は同じオープン馬と併せ、先週は助手を背に一杯に追われて先着。今週は戸崎騎手を背に終始馬なりのまま、相手に合わせる感じで併入した。時計、動きともに合格点で、休み明けを感じさせない好仕上がりだ。

ワールドプレミア

放牧先から9月半ばに栗東へ帰厩。9月末から徐々に調教を強め、10月に入ってからは4週続けて強めの追い切りをこなしており、調教量に不足はない。先週は藤岡康騎手を背にWコース3頭併せで、重賞勝ち馬2頭に大きく遅れてしまった。今週は岩田康騎手を背に坂路でオープン馬に先着も、手応えは劣勢だった。完調とまではいかないが、9分通りの力は出せる状態に仕上がっている。

ポタジェ

前走から中2週で再度の東京遠征という厳しい臨戦過程だが、先週からきちんと追い切りをやれており、疲労残りの心配はなく、調整過程は順調と見ていい。ここ2週は助手を背に単走で追われ、先週はWコースの大外を回って素軽い動き。今週はPコースで1000m67秒台とごく軽めの内容だったが、走りの雰囲気は良かった。上積みは薄いが、前走時の状態はきちんと維持できている。

ヒシイグアス

放牧先から9月29日に美浦へ帰厩。10月1日から坂路入りを再開し、7日から4週続けて助手を背にWコースで追い切られており、調教量に不足はない。先週は単走で4角から手綱を動かされていたが、ラスト200m12.2秒で反応は今一つ。今週は僚馬に先行して直線は外に併せ、ラスト200mは先週と同タイムも、手応え良く併入した。確実に良化傾向だが、まだ完調手前という印象だ。

ペルシアンナイト

前走後は放牧を挟んで9月30日に栗東へ帰厩。10月7日から今週にかけて4週続けてWコースで強めの追い切りをこなしており、調教量は十分だ。先週は荻野極騎手を背に3頭併せの最内に入り、直線は一杯に追われてきっちり最先着。今週は助手を背に単走になったが、直線はしっかり反応して伸びていた。大きな衰えはなく、現時点での実力をきっちり出し切れる状態だ。

その他の出走馬

トーセンスーリヤは2週続けて横山和騎手を背にWコースで追い切られ、先週は一杯に追われて追走先着。今週は単走でラスト100mだけ強めに追われたが、しっかりギアチェンジして伸びており、状態面は万全。モズベッロは今週、池添騎手を背にWコースで僚馬と併せて一杯に追われ、大きく先着。時計は地味だが、調教駆けしないタイプだけに問題なく、確実に復調傾向。サンレイポケットは2週続けて鮫島克駿騎手を背に追われ、先週はWコース単走で好時計をマーク。今週は坂路で馬の後ろからラスト300mで右に出し、僚馬を交わしてからも集中して走れており、状態面に不安はない。