第164回 天皇賞（秋） 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
天皇賞（秋）を丸裸にしてみよう！

昨年は１番人気アーモンドアイが勝利し、秋の天皇賞連覇を達成。２着に５番人気フィエールマン、３着に２番人気クロノジェネシスが入った。

１）３着以内馬はほぼ７番人気以内

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【5.2.1.2】。近２年連覇のアーモンドアイら最多の５勝をあげており、連対率70％・複勝率80％と高い。２番人気馬は【1.3.2.4】で18年レイデオロが勝利し、複勝率60％と１番人気馬に次いで高い。対して、３番人気馬【0.1.1.8】で複勝率20％、４番人気馬【0.1.0.9】で同10％と低調だ。以下、５番人気馬が14年スピルバーグら３勝と一発があり、７番人気馬が１勝。７番人気馬は11年トーセンジョーダンが勝利している。

２・３着馬もほぼ７番人気以内におさまっており、８番人気以下の好走は２・３着１回ずつと少ない。基本的に上位人気馬の好走が多いものの、毎年５番人気以下の馬が１頭は３着以内に入っている。上位人気からのヒモ荒れには注意したい。

２）勝ち馬は４歳馬、５歳馬から

年齢別成績は、出走数最多の５歳馬が【7.3.3.36】。16年モーリスら過半数の７勝をあげ、勝率14.3％・連対率20.4％でトップだ。４歳馬は【3.6.5.31】で18年レイデオロら３勝をあげており、複勝率31.1％と最も高い。勝ち馬はすべてこれら４歳馬、５歳馬から出ている。

３歳馬は【0.1.1.9】で勝ち星がなく、２・３着に入った２頭はいずれも１番人気に支持されていた。なお、６歳馬は【0.0.1.29】で連対馬が出ておらず、７歳以上の馬は【0.0.0.27】と不振傾向にある。

３）前走国内Ｇ１組は今回２番人気以内に注目

前走クラス別成績は、前走国内Ｇ１組が【3.6.4.25】。17年キタサンブラックら３勝をあげ、連対率23.7％・複勝率34.2％と高い。この組は今回２番人気以内に注目。１番人気に支持された馬は【3.1.0.2】で勝率50.0％、連対率・複勝率66.7％。２番人気馬は【0.2.2.0】で勝ち馬こそ出ていないが、複勝率100％と安定している。前走Ｇ１組の３着以内馬13頭中８頭は２番人気以内に支持されていた。

前走Ｇ２組は【7.4.6.92】で12年エイシンフラッシュら７勝をあげ、連対率10.1％・複勝率15.6％。この組は前走１着だった馬が【3.3.2.16】で連対率25.0％・複勝率33.3％と優秀だ。３着以内馬はすべて前走国内Ｇ１組、Ｇ２組から出ている。

４）前走１番人気馬が過半数の７勝

前走人気別成績は、前走１番人気だった馬が【7.4.1.19】。15年ラブリーデイ以降近６年続けて勝利しており、過半数の７勝をあげている。毎年１頭は３着以内に入っており、連対率35.5％・複勝率38.7％と優秀だ。

前走２番人気馬は【1.3.4.12】で12年エイシンフラッシュが勝利しており、複勝率40.0％と前走１番人気馬を上回っている。なお、前走10番人気以下だった馬は【0.0.0.15】と３着以内馬が出ていない。

【天皇賞（秋）過去10年】

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