第164回 天皇賞（秋） 血統分析｜G�T特集

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父がＪＣ勝ち馬エピファネイアのエフフォーリアが勝機十分！

1）アタマはミスタープロスペクター系、連軸ならＳＳ系か

ミスタープロスペクター系が過去10年で５勝、勝率14.7％。単勝または馬単・３連単のアタマ候補だ。10年連続連対中で連対率12.9％のサンデーサイレンス（ＳＳ）系は連軸向きか。ディープインパクト産駒は【1.7.1.37】と２着惜敗が多いので要注意だ。

◎プラス評価……父ミスタープロスペクター系（１着候補）
　○プラス評価……父ＳＳ系（連軸候補）
　●マイナス評価…父ノーザンダンサー系

【父馬の系統別成績（過去10年）】

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【過去10年の連対馬の父と母父】

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2）母父ノーザンダンサー系の短距離型は連軸向き

幅広い母父系統から勝ち馬が出ている。欧州短距離型のノーザンテースト、欧州長距離型のカーネギー、国内短距離型のサクラバクシンオー、国内長距離型のダンスインザダークなど、勝ち馬の母父はタイプもさまざまだ。

ただ２着馬の母父にはDanehill、Bertolini、Storm Cat、Deputy Minister、Green Tuneとノーザンダンサー系の短距離型が多い。このタイプはアタマより連軸向きだろう。

○プラス評価……母父ノーザンダンサー系の短距離型（連軸）

【母父の系統別成績（過去10年）】

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3）芝2400ｍか1600ｍのＧ１との関連性が深い

勝ち馬の父に芝2400ｍＧ１の勝ち鞍があれば強調材料。マイルＧ１勝ち馬の産駒も有力で、この場合は母父が長距離型であることがベターだ。

◎プラス評価……父に芝2400ｍＧ１の勝ち鞍がある
　〇プラス評価……父がマイルＧ１勝ち馬×母父が長距離Ｇ１勝ち馬

【勝ち馬（過去10年）の父と母父　主なＧ１勝ち鞍】

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4）高齢の種牡馬・繁殖牝馬から天皇賞馬が出る？

過去10年の勝ち馬９頭のうち、母馬が10歳以上の時に生んだ子が６頭。残り３頭のうち２頭は父が10歳以上の時に生まれた子。トーセンジョーダンだけが例外（父ジャングルポケットが８歳、母エヴリウィスパーが９歳の時の産駒）だ。

◎プラス評価……父か母（特に母）が10歳以上の時の産駒

結論

人気を集めそうな２頭、コントレイルとグランアレグリアは惜敗の多いディープインパクト産駒。母父の系統、父・母の年齢などを見ても、マイナスではないが大幅プラスともいえない。カレンブーケドールを含め連軸または２着候補だろう。

ならばジャパンＣ勝ち馬エピファネイアを父に持つエフフォーリア。父８歳時・母９歳時の産駒である点は不満だが、トーセンジョーダンと同じなら許容範囲。父その他のヘイルトゥリーズン系は少ない出走馬から勝ち馬を出しているし、母父ＳＳ系は過去10年で３勝をマーク。勝つ可能性は十分ありそうだ。

単穴ならユーキャンスマイル。父キングカメハメハ×母父ダンスインザダークはラブリーデイと同じ。一発があっても不思議ではない。

【エフフォーリアの血統表】

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