第162回 天皇賞（秋） レース結果回顧・払戻｜G�T特集

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レース結果

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アーモンドアイ、史上最多の芝Ｇ１（JRA＋海外）・８勝目を達成！

第162回天皇賞（秋）はＣ.ルメール騎手騎乗の１番人気アーモンドアイが好位追走から、最後の直線での追い比べを制して優勝。本競走連覇を果たし、史上最多となる芝Ｇ１（ＪＲＡ＋海外）・８勝目を飾った。勝ち時計は1分57秒8（良）。鞍上のルメール騎手は2018年レイデオロ、19年アーモンドアイに続き、このレースは３連覇。本馬を管理する国枝栄調教師は19年に続き、このレースは連覇で２勝目となった。

２着は半馬身差で福永祐一騎手騎乗の５番人気フィエールマン。３着はクビ差で北村友一騎手騎乗の２番人気クロノジェネシス。

レース展開・総括

ダノンプレミアムがハナへ行きスローペース

全馬が揃ってのスタート。外からスッと11番ダノンプレミアムがハナへ。３馬身差で３番ダイワキャグニーが単独２番手。２馬身差で８番キセキと９番アーモンドアイ、４番ダノンキングリー、５番ウインブライトと縦に並んでの追走。さらに１番ブラストワンピース、12番ジナンボー。２馬身切れて７番クロノジェネシスと６番フィエールマンが中団の後ろ。４馬身差で後方２番手に10番スカーレットカラー。１馬身差の最後方から２番カデナという隊列になった。

前半1000m通過は60秒5でスローペース。ダノンプレミアムが淡々としたペースに持ち込み３コーナーをカーブ。後続に大きな動きはなかったが、４コーナー手前からペースアップし、各馬が最後の直線に入っていった。

一気に捕え切り先頭へ

ダノンプレミアムはラチ沿いに入り、その横からはキセキが脚を伸ばした。ダイワキャグニーは食い下がり、アーモンドアイは持ったままで加速。大外からはクロノジェネシスとフィエールマンが追い出しにかかった。

残り200mでもダノンプレミアムが先頭だが、アーモンドアイが内へやや切れ込みながら伸びて一気にダノンプレミアムを捕らえ切った。さらにクロノジェネシスとフィエールマンが鋭く末脚を伸ばしてアーモンドアイに迫った。しかし、先頭に立ったアーモンドアイが追撃を押さえ切り、そのまま先頭でゴール。そして、クロノジェネシスの外からフィエールマンが交わしてゴール寸前に２着へ上がった。

プレッシャーを跳ねのけて前人未到の大記録を樹立

単勝1.4倍の圧倒的人気に応え、女王アーモンドアイは前人未到の大記録を達成した。鞍上のＣ.ルメール騎手にとっては大変プレッシャーがかかる一戦だったが、申し分ないレース運びだったように思う。最後はフィエールマンとクロノジェネシスの末脚が鋭く、一瞬ヒヤリとしたものの、全体的には危なげない内容だった。アーモンドアイにとっては現役生活は残り少なくなってきたが、さらなる記録更新がかかる次走以降の動向にも非常に注目だ。

【第162回 天皇賞（秋）　成績表】

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【第162回 天皇賞（秋）　払戻金】

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