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G1特集 第162回 天皇賞(秋)G1特集 第162回 天皇賞(秋)

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天皇賞(秋)とは?

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東京競馬場の芝2000mで行われる秋の天皇賞。中距離チャンピオンの称号をかけてハイレベル決戦を制するのはどの馬か?

 
中距離の頂点を決める伝統の一戦

1905年に横浜の日本レースクラブが創設した「エンペラーズカップ」が前身。翌年には「帝室御賞典競走」として開催された。36年に日本競馬会が設立され、37年に春は阪神、秋は東京と年2回開催となる。同年秋季のレースが第1回の天皇賞とされ、東京競馬場の芝2600mで行われた。第3回からは5歳(旧表記)以上、芝3200mで実施。戦争による中断の後、47年春に「平和賞」の名で復活。同年秋に現在の「天皇賞」へと改称。優勝馬主には木製の天皇楯が下賜されるようになった。81年春からは勝ち抜き制(優勝馬が再度出走できない制度)が廃止された。

84年のグレード制導入ではG1に格付け。同年秋から距離が現在の2000mへ短縮。87年からは4歳馬(旧表記)も出走可能となった。05年からは国際競走に指定されている。中距離の頂点を決めるレースでスピードだけでなく、瞬発力や持久力を兼ね備えた絶対能力の高さが求められる一戦だ。