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G1特集 第162回 天皇賞(秋)G1特集 第162回 天皇賞(秋)

有力馬情報

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アーモンドアイ 芝のG1(JRA+海外)・8勝目を目指す

アーモンドアイ
連覇を狙う女王・アーモンドアイ

JRA+海外の芝G1で歴代最多タイの7勝をマーク。単独トップの8勝目を目指して挑んだ前走安田記念だったが、グランアレグリアの末脚に屈して2着と敗れた。相手の強さを褒めるべきかもしれないが、2走前のヴィクトリアマイルに比べてパフォーマンスを落とした印象もある。中2週と間隔が短く、馬場も稍重だったことが影響したかもしれない。今回は昨年の天皇賞(秋)を完勝したときと同じく、安田記念以来の休み明け。十分間隔をあけて調整してきた。あとは馬場が渋らないことを祈るだけ。あらためて記録更新に挑む。

クロノジェネシス 相手の土俵でどう戦うか

クロノジェネシス
宝塚記念を圧勝したクロノジェネシス

前走宝塚記念は中団追走から持ったままで進出し4コーナーで先頭に立つと、その後は後続を6馬身ちぎって圧勝した。稍重馬場で時計がかかるなか、1頭だけ次元の違う末脚をみせつけた。3走前の京都記念も重馬場のなかカレンブーケドールを2馬身半退けて完勝と、道悪は相当上手だ。初G1制覇を飾った2019年の秋華賞も稍重だった。今回は初対戦となるアーモンドアイが相当な強敵だ。しかも、同馬が最も得意にしている東京芝中距離が舞台で、天気予報によると良馬場の可能性が高い。相手の土俵でどう戦うかが見ものだ。

ダノンキングリー 東京芝2000mであらためて期待

ダノンキングリー
G1初制覇を目指すダノンキングリー

東京芝は5戦3勝2着1回の好成績を残している。2019年の日本ダービーは勝ち馬ロジャーバローズとクビ差の2着。同年の毎日王冠ではアエロリットやインディチャンプらを鮮やかに差し切り勝利した。クラシックで果たせなかったG1制覇も夢ではない実力を持っている。しかし、4走前のマイルチャンピオンシップは2番人気で5着。2走前の大阪杯は惜しい3着だが、押し出されてハナへ行く不本意な展開。前走安田記念は稍重馬場のなか直線で伸び切れず7着と、納得がいく走りがなかなかできていない。得意の条件であらためて期待だ。

フィエールマン 天皇賞・春秋制覇に挑む

JRAの芝3000m以上の平地G1を3勝(天皇賞・春2回、菊花賞)している。2000年以降のレースでこの記録を達成しているのは、同馬以外では天皇賞・春秋制覇など通算G1・7勝のキタサンブラックしかいない。それだけ難しい記録であり、本馬を長距離専門と決めつけるのは早い。天皇賞・春秋制覇の可能性に期待を持ってもいい。芝2000mは4走前の札幌記念(3着)で一度経験している。小回りで脚を余した印象だったので、東京の方がレースはしやすいだろう。オールカマーを熱発で回避するアクシデントはあったが、ブランクは全く苦にしないタイプだ。

キセキ 中距離に戻して好結果も出遅れが心配

今年の春は阪神大賞典7着(1番人気)、天皇賞(春)6着(3番人気)と期待に応えられないレースが続いた。現状、3000m以上の距離では折り合うのが難しく、道中で余分なスタミナを消費しやすい。2走前の宝塚記念は2着、前走京都大賞典も2着と距離を短縮したらすぐに結果が出た。しかし、スタートの出遅れ癖が再発している点が非常に気になる。後手を踏んでも最後は末脚を伸ばして挽回できているが、見ている方としては心配だ。2018年の天皇賞(秋)は逃げて3着と好走している。スタートはなるべくしっかりと決めたい。

ダノンプレミアム 昨年は2着と好走

前走安田記念(13着)は1枠から好スタートを切り3番手で追走した。しかし、最後の直線は残り400mで手ごたえが怪しくなると、その後は後退してしまい残り200mからはジョッキーが追うのをやめていた。海外遠征帰りか緩い馬場(稍重)の影響か、敗因はハッキリしないがとにかく力を出し切れなかった。2019年の天皇賞(秋)では外めの好位からじんわりと上がっていき、最後の直線も余力十分で末脚を伸ばすことができた。内ラチ沿いから一瞬で突き抜けたアーモンドアイには完敗ながら2着と好走した。今回は見直す必要があるだろう。

ブラストワンピース 宝塚記念はまさかの惨敗

今年1月のアメリカジョッキークラブC(稍重)を勝利して重賞5勝目を飾った。2018年の有馬記念を制したときも稍重馬場であり、前走宝塚記念(稍重)はかなり期待できる一戦かと思われた。しかし、結果は勝ち馬から4.5秒も離された16着と惨敗。最後は戦意を喪失していた感じもあり、メンタル面での課題が出たような印象だ。東京芝は4戦2勝だが、重賞は未勝利。しかし、新潟芝2000m(外回り)の新潟記念を勝っているので、東京芝2000mが全然合わないことはないだろう。アーモンドアイらを相手にしてどれだけ食い下がれるか。

スカーレットカラー 強烈な決め手をG1でも

重賞での通算成績は【1.3.2.8】で、G1に限ると【0.0.0.4】。5走前のエリザベス女王杯は7着、4走前の有馬記念は15着、2走前のヴィクトリアマイルも15着だった。現役トップクラス馬が集う天皇賞(秋)で勝ち負けを期待するには、実績・地力ともに不足している感じは否めない。ただ、唯一の重賞勝利実績が2019年のアイルランドトロフィー府中牝馬S。上がり3ハロン33秒2という凄い瞬発力で鮮やかに差し切った。前走クイーンS(3着)でもメンバー中最速の上がりをマークしている。こんな決め手をG1でも見せることができれば。

ダイワキャグニー 東京芝はメンバー中最多の8勝

前走毎日王冠は4番人気で2着と好走。勝ち馬サリオスには3馬身差で完敗したが、3番手追走から最後までしぶとく脚を使った。去勢した効果がどれぐらいあったかはわからないが、G2以上のレースで初めて連対することができた。2走前(エプソムC)の重賞初制覇から好調が持続している印象だ。東京芝は通算8勝と、勝ち星数では今回のメンバーでも最多を誇る。2019年のジャパンCは逃げて見せ場を作り、0.7秒差の6着だった。距離は今回の2000mの方が向いているので、もう少し善戦できても不思議はないだろう。

ジナンボー 粘り込みを狙う良血馬

牝馬3冠などG1を5勝したアパパネを母に持つ良血馬。重賞は未勝利だが、ポテンシャルの高さを随所に感じさせるレースはみせている。3走前は大阪杯に挑戦して6着。上位陣との決め手の差は明白だったが、勝ち馬から0.5秒差と大きくは崩れなかった。前走新潟記念は逃げて2着。前年のレースに引き続いて2着と悔しい結果だったが、芝2000mは一番合っていそうだ。最後の直線がとても長い外回りの新潟芝2000mで、前へ行って粘れる点は評価できる。今回は相手がかなり強いが、展開や馬場に恵まれれば見せ場ぐらいは作れるかもしれない。