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G1特集 第162回 天皇賞(秋)G1特集 第162回 天皇賞(秋)

調教情報

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アーモンドアイ

放牧先から10月2日に美浦へ帰厩。4日に時計を出し始め、今週にかけて週2本ずつ、計8本の追い切りをこなしており、調教量は十分だ。ここ2週はルメール騎手を背にWコースで僚馬2頭を追走して内から併せる形で、先週は楽な手応えで2頭を交わしてきっちり最先着。今週は早々に2頭を交わし、最後は軽く追われる意欲的な内容だった。動きも良く、ほぼ万全の状態だ。

クロノジェネシス

放牧先から10月1日に栗東へ帰厩。4日からWコース中心に週2本ずつ、計8本の追い切りをこなしており、調教量は十分だ。ここ2週は北村友騎手を背にWコースで僚馬を追走する形の併せ馬で、先週は1000m66秒前後とある程度負荷をかけられて併入。今週はオープン馬相手に少し遅れたが、軽く追われてゴール過ぎには並んでいた。久々の関東遠征が課題だが、仕上がりは良好だ。

ダノンキングリー

放牧先から10月上旬に美浦へ帰厩。8日に時計を出し始め、今週にかけて6本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週は助手を背にWコースで僚馬を追走する形の併せ馬で、先週は2頭の内に入って一杯に追われてきっちり最先着。今週は直線入り口で軽く仕掛けられた程度で内から併入した。馬体はすっきり仕上がっているが、絶好調時に比べるとやや物足りなさが残る。

 
フィエールマン

オールカマーを目指して調整されていたが、発熱で回避して放牧に出され、10月14日に美浦へ帰厩。追い切りは16日から今週にかけて3本消化している。ここ2週はWコースで追われ、先週は福永騎手を背に馬場の大外を回り、前を行く2頭に鋭い脚で追いつき、ほぼ併入。今週は嶋田騎手騎乗で前の2頭に追いつかず単走になったが、動きはまずまずだった。9分通りには仕上がった印象だ。

キセキ

前走から中2週で東京遠征を控えているが、先週からしっかり追い切りをやれており、調整過程は極めて順調だ。ここ2週は坂路で追われ、先週は武騎手を背に単走で、時計を要す馬場で800m52.5秒の好時計をマーク。今週は助手を背に僚馬と併せ、前半は行きたがるのを我慢させ、ラスト350mから軽く促されて楽に先着した。動きは良いが、中間ほぼ坂路のみの調整がどう出るか。

ダノンプレミアム

放牧先から9月10日に栗東へ帰厩。10月に入ってから調教を強めてここ2週半で強めの追い切りを4本もこなしており、調教量に不足はない。ここ2週はWコースで格下馬を追走する形で、先週は助手を背に楽な手応えできっちり先着。今週は川田騎手を背に直線に向いて並ぶ間もなく交わしたが、最後は気を抜いていた。体調面に不安はなく、初装着のブリンカーがどう出るか。

ブラストワンピース

放牧先から10月8日に美浦へ帰厩。11日から今週にかけて週2本ずつ、計6本の追い切りをこなしており、調教量に問題はない。ここ2週は池添騎手を背にWコースで同じ馬と併せ、先週は併入も手応えは劣勢で1角まで追われていた。今週は1000m70秒前後と全体的にはかなり軽めだったが、反応は先週より良化していた。状態は上向き傾向だが、完調にはまだ一息という印象だ。

スカーレットカラー

前走後は放牧を挟んで9月下旬に栗東へ帰厩。9月27日から今週にかけて、軽めのものを含めると9本の追い切りをこなしており、調教量は十分だ。ここ2週は太宰騎手を背にWコースで同じ馬を追走し、先週は終い一杯に追われて先着。今週はラスト200m付近で交わして追い出されると、鋭い反応を見せて一気に突き放した。実力を出し切れる好仕上がりだ。

その他の出走馬

ダイワキャグニーは軽めとはいえ先週からきちんと追い切りをやれている点は好材料だが、過去3戦してすべて9着以下に敗れている中2週の臨戦過程が心配材料。ウインブライトは爪の病気で8か月ぶりの実戦になるが、ここ2週の動きは良く、昨年の当レース時に比べると明らかに好状態。ジナンボーは3週続けて助手を背にWコースで併せ馬。先々週、先週と速い時計を出して今週は軽めにとどめたが、動きは悪くなく、現状の実力は出し切れる状態だ。