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G1特集 第160回 天皇賞(秋)G1特集 第160回 天皇賞(秋)

調教情報

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アーモンドアイ

休養先の牧場から9月26日に美浦へ帰厩。10月に入ってから軽めのものを含めて7本の追い切りをこなしており、調教量に不足はない。ここ2週はルメール騎手を背に僚馬2頭を追いかけての3頭併せで、先週はゴール前軽く追われて楽々最先着。今週はラスト100mからゴール過ぎまで追われる意欲的な内容で、きっちり最先着した。完調に近い状態まで仕上がったと見てよさそうだ。

サートゥルナーリア

前走後は放牧を挟んで10月2日に栗東へ帰厩。4日に坂路入りを再開して入念に乗り込まれており、調整過程は極めて順調だ。今週はスミヨン騎手を背にWコースで同厩舎の3頭併せを視界に入れての単走で、まったくの馬なりでやや抑え気味という手応えながら、ラスト200m11秒台をマークした。肉体的にはほぼ完璧な仕上がりという印象で、やはり課題は気性面になる。

ダノンプレミアム

前走後は7月半ばまでプール調教中心に調整され、放牧を挟んで9月上旬に栗東へ帰厩。9月中旬から徐々にピッチを上げて丁寧に調整されており、調教量に不足はない。今週は川田騎手を背にWコースで格下馬を追いかけてスタート。直線前半で内から交わすと、最後は強めに追われて突き放してゴールした。まだ気持ち余裕残しに映るが、九分通りには仕上がったという印象だ。

ワグネリアン

前走後は北海道、福島への放牧を挟んで9月20日に栗東へ帰厩。22日には坂路で時計を出し始め、かなりの追い切り本数をこなしており、調教量は十分だ。先週は福永騎手を背にWコースでオープン馬と併せ、追い出されると突き放して楽に先着。今週は大阪杯時と同様、助手を背に坂路でごく軽めの微調整で終えた。現状の力は出し切れる仕上がりと見てよさそうだ。

スワーヴリチャード

休養先の牧場から9月24日に栗東へ帰厩。2日後の26日から今週にかけて、5週続けてWコースで併せ馬をこなしており、意欲的な調整過程といえる。先週は横山典騎手を背に直線で外から並びかけ、楽な手応えで交わしてラスト200m11秒台をマーク。今週は助手を背に3頭併せの最内に入り、馬なりのままきっちり最先着した。休み明けでもほぼ万全の仕上がりだ。

アエロリット

前走から中2週での出走は昨年と今年の安田記念に続いて3度目だが、好走している過去2戦と同様に1週前の金曜と当週の水曜に追い切られており、調整過程は順調だ。今週は菊沢師を背にWコース単走追い。馬場の中ほどを通り、最後まで馬なりのまま軽快な脚どりで駆け抜けた。1000M66秒前後としっかり負荷もかけられており、状態面は万全だ。

アルアイン

休養先の牧場から9月24日に栗東へ帰厩。2日後の26日から今週にかけて、坂路で800m52秒台の時計を5本も出しており、調教量は十分だ。先週は助手を背にオープン馬と併せて一杯に追われて先着も、ラスト200mは13.1秒と急失速。今週は北村友騎手を背に中間地点から僚馬と併走し、最後は追われてきっちり先着した。ラスト200mも12.1秒としっかりで、現状の力は出せる状態だ。

ユーキャンスマイル

前走後は放牧を挟んで9月19日に栗東へ帰厩。翌日には坂路入りを再開して中間の追い切り本数も豊富で、調整過程は順調だ。ここ2週は岩田騎手を背に追われ、先週はWコースで2頭を追いかけて内に入り、追われるとしぶとく伸びて最先着。今週は芝コースで格下馬を追走し、追われてきっちり抜け出した。現時点での実力は出し切れる好仕上がりだ。

その他の出走馬

ウインブライトは松岡騎手を背にWコースで2週続けてハードな併せ馬を敢行。見た目の動きは今一つに映るが、時計的には十分動けており、大敗後でも状態面に問題なし。マカヒキは2週続けて助手を背に坂路単走で追われ、先週は馬場の荒れた時間帯に800m51.4秒の好時計をマーク。今週も余裕の手応えで素軽い動きを見せており、体調面は文句なし。スティッフェリオは坂路で助手を背に2週続けてオープン馬と併せ、2週ともにきっちり先着。大きな上積みこそ感じられないが、前走時の状態は維持できている。