第160回 天皇賞（秋） レース結果回顧・払戻｜G�T特集

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レース結果

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アーモンドアイ、圧倒的な強さを見せつけてＧ１・６勝目！

第160回天皇賞（秋）はＣ.ルメール騎手騎乗の１番人気アーモンドアイが、インの先団から進むと最後の直線はラチ沿いを鋭く抜け切って完勝。圧倒的人気に応えて、Ｇ１・６勝目を飾った。勝ち時計は1分56秒2（良）。鞍上のルメール騎手は昨年のレイデオロに続き、このレースは２勝目。本馬を管理する国枝栄調教師はこのレース初勝利となった。

２着は３馬身差で川田将雅騎手騎乗の３番人気ダノンプレミアム。３着はクビ差で戸崎圭太騎手騎乗の６番人気アエロリット。

レース展開・総括

アエロリットがマイペースで逃げる

好スタートを切った５番アエロリットがじんわりと行きハナへ。１馬身差の２番手に７番スティッフェリオが続き、半馬身差の３番手に早くも10番サートゥルナーリア。１馬身外に12番ドレッドノータスがつけ、中ほどに９番ダノンプレミアム。内に２番アーモンドアイがつけた。大外から16番アルアインが進出。その後ろに15番ウインブライト。それから差がなく４番スワーヴリチャード、13番ランフォザローゼス。２馬身差の中団に11番ゴーフォザサミットと14番ワグネリアン。３馬身切れて６番ユーキャンスマイル。１馬身差で３番ケイアイノーテックと８番マカヒキ。４馬身差の最後方からカデナという隊列になった。

前半1000m通過は59秒0でスローペース。アエロリットが単騎で逃げてマイペースに持ち込んだ。３コーナーを過ぎて２番手にスティッフェリオ。１馬身差でサートゥルナーリア、そして外からじんわりとダノンプレミアム。その直後のインでアーモンドアイは脚を溜めた。

内から一瞬で抜けたアーモンドアイ

４コーナーをカーブし、最後の直線へ。アエロリットのリードは１馬身。持ったままでサートゥルナーリアは加速するが、外からダノンプレミアムに馬体を併せられてから苦しくなった。残り300mでアーモンドアイはラチ沿いに舵を切り、アエロリットの内側から一瞬にして前に躍り出た。食い下がる２番手集団を尻目に、残り200mでは完全に抜け出してその後は離す一方。結局、３馬身の差をつけて堂々とゴールに飛び込んだ。２着争いは熾烈。アエロリットとダノンプレミアムが激しく競り、外のダノンプレミアムがわずかに出た。

現役最強馬の力が図抜けていた

勝ったアーモンドアイは現役最強馬の力を示す圧倒的なパフォーマンス。有力馬を見ながら進み、内の狭いスペースを難なく抜けてきた。かなり強力なメンバーがそろった中、終わってみればアーモンドアイの力が１枚も２枚も上だった。ダノンプレミアムは安田記念できつい競馬を強いられたが、今回はしっかりと力を出せた。ただ、勝ち馬が強すぎた。

【第160回 天皇賞（秋）　成績表】

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